6月13日(現地時間12日、日付は以下同)。NBAファイナルを戦うボストン・セルティックスとゴールデンステイト・ウォリアーズの選手たちとヘッドコーチ(HC)たちが会見に応じた。

 セルティックスは2勝1敗で迎えた11日の第4戦をホームで戦うも、残り約5分から3−17と抑え込まれてしまい、97−107で敗戦。これでシリーズ戦績は2勝2敗の五分に。

 シリーズを通じて攻防両面でアグレッシブなプレーが光るジェイレン・ブラウンは「確かに、僕らはもっといい位置(3勝1敗)にいることができたと思う。けどそうはならなかった。でも2勝2敗だ。頭を抱えることなんてない。僕らの前にはすばらしいバスケットボールが展開されている。自分たちは依然としてすばらしい位置にいると思うね」と口にし、14日の第5戦へ向けてこのように意気込んでいた。

「このチームがこれからの数日間でどんな巻き返しを見せるか、僕は楽しみにしている。エキサイティングなことさ。だって世界で最も大きな舞台なんだからね。僕はこのグループ、チームメートたちを引っ張ってみせる。どんな相手だろうとね。だから楽しみにしているよ」。

 ここまでの4戦で、ブラウンはシリーズ平均22.3得点7.0リバウンド3.8アシストにフィールドゴール成功率44.0パーセントを記録。“ジェイズ”を形成するジェイソン・テイタムもブラウンと並ぶ同22.3得点7.0リバウンドに7.8アシスト1.0スティールを残している。

 ただ、テイタムは3ポイント成功率こそ45.2パーセントで平均3.5本沈めているものの、フィールドゴール(FG)成功率は34.1パーセントでターンオーバーも平均3.5本を残している。

 テイタムはファイナルで1試合平均20.5本のショットを放っているのだが、これまでのファイナルで平均20.0本以上のフィールドゴール試投数を記録してきたどの選手よりもFG成功率は低く、後半に入ると26.5パーセント、第4クォーターに至っては25.0パーセントまでダウン。今プレーオフ途中から痛めている右肩の影響もあるかもしれない。

「(第4戦は)タフな敗戦だった。僕らはそのことを理解している。僕らは過去にも経験してきた。まるで3度連続のような気がしている。だから(ここからはい上がるために)必要なことは分かっている。自分たちが何をすべきか、細かいことにも注意を払っていくことをね」とテイタム。

 セルティックスは今プレーオフで、カンファレンス・セミファイナル(対ミルウォーキー・バックス)、カンファレンス・ファイナル(対マイアミ・ヒート)と、2シリーズ連続で最終第7戦まで競り合う中で勝ち切ってきた。

 『StatMuse』によると、セルティックスはファーストラウンドでブルックリン・ネッツを4戦負けなしで突破後、クラッチタイム(試合時間残り5分で5点差以内の展開)では3勝5敗で負け越しており、今後に向けて不安なデータもあるのだが、テイタムの自信は揺るがない。

「プレーオフ全体を通して、僕には自信がある。このチームは(相手チームへ)応酬してきたという事実がある。だから(次の)試合の大部分でいいプレーができると自信を持っている」。

 セルティックスが14日の第5戦でウォリアーズに勝利するためには、ターンオーバーをできる限り抑えること。今プレーオフで16本以上を記録すると5戦全敗だからだ。そしてテイタムが勝負どころでも効果的に加点あるいはプレーメイクしていくことがカギとなりそうだ。

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