75周年を迎えたNBAの2021−22シーズンも佳境を迎え、ゴールデンステイト・ウォリアーズとボストン・セルティックスがファイナルでの激闘を演じている。そんななか、現地メディア『ESPN』のケビン・ペルトン氏は、歴代NBAファイナルの各試合で活躍した選手を振り返る記事を投稿した。

 ペルトン氏はファイナルのGAME4に絞り、第4戦で活躍した5つのポジションの選手と、そこに惜しくも漏れた6人目の選手(シックスマン)の計6名を選出。大舞台で活躍した選手たちで構成された『オールタイムGAME4チーム』として紹介している。

 ファイナル第4戦で躍動した選手たちは以下の通りだ。

◆『オールタイムGAME4チーム』

※()は当時の在籍チーム

■ポイントガード:マジック・ジョンソン(レイカーズ)
【1987年】ロサンゼルス・レイカーズ vs ボストン・セルティックス
主なスタッツ:29得点8リバウンド5アシスト

■シューティングガード:マイケル・ジョーダン(ブルズ)
【1993年】シカゴ・ブルズ vs フェニックス・サンズ
主なスタッツ:55得点8リバウンド、フィールドゴール37本中21本成功

■スモールフォワード:カワイ・レナード(ラプターズ)
【2019年】トロント・ラプターズ vs ゴールデンステイト・ウォリアーズ
主なスタッツ:36得点12リバウンド4スティール

■パワーフォワード:チャールズ・バークレー(サンズ)
【1993年】フェニックス・サンズ vs シカゴ・ブルズ
主なスタッツ:32得点12リバウンド10アシスト

■センター:カリーム・アブドゥル・ジャバー(バックス)
【1974年】ミルウォーキー・バックス vs ボストン・セルティックス
主なスタッツ:34得点14リバウンド6アシスト

■シックスマン:ジェリー・ウエスト(レイカーズ)
【1970年】ロサンゼルス・レイカーズ vs ニューヨーク・ニックス
主なスタッツ:37得点18アシスト

 1987年のファイナル第4戦、この日のマジックはスタッツだけを見れば、圧倒的な数字を残したわけではない。しかし、1点ビハインドで迎えたレイカーズのラストプレー、マジックは試合残り2秒に見事な逆転のスカイフックを決めて見せた。この勝利でシリーズに王手をかけたレイカーズは、第6戦で栄冠を手にした。

 1993年のファイナルでは、親交も深いジョーダンとバークレーの両者がハイパフォーマンスを発揮する。バークレーが30得点超えのトリプルダブルを挙げると、ジョーダンがファイナルでの自身最多となる55得点を奪う活躍を見せ、111−105でブルズが勝利。王手をかけたブルズは、第6戦で最初の3連覇を達成した。

 2019年のファイナルでは、ラプターズが3連覇を狙うウォリアーズと激突した。敵地で迎えた第4戦、レナードが第3クォーターだけで17得点を叩き出すと、最後は105−92で勝利。ラプターズは悲願の初優勝に向けて王手をかけた。

 1974年に自身2度目のファイナル進出を果たしたジャバーは、全7試合で34得点10リバウンド5アシスト以上を4度も記録。ジャバーは敵地での第4戦でも躍動し、シリーズを2勝2敗のタイに戻したが、最後はホームでの第7戦でセルティックスに敗れることとなった。

 1970年のファイナル第4戦はオーバータイムへともつれる激闘に。それでも、ウエストが得点にアシストと躍動し、レイカーズがシリーズをタイとする。エルジン・ベイラーやウィルト・チェンバレンも擁したレイカーズだったが、最後は第7戦でニックスに敗れ、3年連続のファイナル敗退を喫した。

【動画】ジョーダンとバークレーが激突! ファイナル第4戦のハイライト