6月21日(現地時間20日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズがカリフォルニア州のベイエリアで優勝パレードを行なった。

 ボストン・セルティックスとのNBAファイナルを4勝2敗で制し、17日に4年ぶり通算7度目の王座を獲得したウォリアーズは、この8年間で4度目のチャンピオンとなった。ファイナルMVPに選ばれたステフィン・カリーにはいたるところで“M-V-P”コールが鳴り響き、ベイエリアへ駆けつけた大勢のファンたちと共に今回の優勝の喜びを分かち合った。

 カリーは優勝パレードについて「今でも新鮮なものさ。今回僕らはこの3年間を乗り越えて手にしたチャンピオンシップという偉業を祝福している。この街にいる人たちと、このグループで祝福できるんだからね」と笑みを見せていた。

 もっとも、カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、アンドレ・イグダーラ、ケボン・ルーニーを除く選手たちにとっては今回が初のNBAチャンピオンであり、優勝パレードでもある。

「俺にとって何が一番楽しいかって、それは初めて(優勝を)勝ち取った選手たちを見ることができること。キャリアの中で、誰だって初めての気分をまた味わいたいものなんだ。もちろん、現実としては2度と味わうことはできない。でも初めて優勝した彼らを見ていると、その気分をまた味わえることができるんだ」。

 グリーンがそう話したとおり、アンドリュー・ウィギンズやジョーダン・プール、オットー・ポーターJr.にゲイリー・ペイトン二世、ネマニャ・ビエリツァといった選手たちにとってはこれまで経験したことのないものであり、見ているグリーンたちもうれしかったようだ。

「大切なのは勝利すること。勝利することこそが1番なんだ。最終的に気にかけているのはそれだけ。私は皆へそう言っている。勝利することでビジネス面も良くなるし、(それに関わった)皆を向上させることができる」。

 6月上旬にジョー・レイコブ オーナーが『USA TODAY Sports』へ語っていたように、ウォリアーズは球団史上7度目の優勝を勝ち取ったことで、フランチャイズとしての価値を高め、オーナーだけでなくボブ・マイヤーズGM(ゼネラルマネージャー)やスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)をはじめとするコーチ陣、そして選手たちの評価を高めたと言っていい。

 NBAは約半年間に渡るレギュラーシーズンで全30チームがそれぞれ82試合もこなし、そこから約2か月間に及ぶプレーオフへ計16チームが出場して王座獲得を競い合う。

 この長丁場をウォリアーズは今季見事に制しており、NBAそしてバスケットボール界に新たな歴史を刻んだ。来季も同じロースターで臨むことができるかは微妙だけに、今シーズン戦い抜いたメンバーでリーグの頂点に立ったことを今後の糧とし、さらなる成功に向けて歩き出してほしいところだ。

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