6月24日(現地時間23日)にブルックリン・ネッツのホームであるバークレイズ・センターで開催されたNBAドラフト2022。ロサンゼルス・レイカーズから8位指名権を譲渡されていたニューオーリンズ・ペリカンズは、NBA Gリーグ・イグナイトに所属するダイソン・ダニエルズをチームに迎えた。

 ダイソンは今回のドラフトで、Gリーグ出身の選手として最も早い指名を受けた。世代別オーストラリア代表の経験もある彼は198センチ90キロの体格を有しており、2021年に行われた「FIBA U19 バスケットボール ワールドカップ2021」では1試合平均14得点5.3リバウンド4.6アシストをマーク。また、2015年の「FIBA U15 オセアニア チャンピオンシップ」では決勝戦でチームハイの15得点を挙げ、オーストラリアを優勝へと導いた。

 ドラフト後に記者会見へ出席したダイソンは「オーストラリアのバスケットボールはここ数年で大きく成長しました」と、祖国への想いを語った。

「NBAには素晴らしいオーストラリア人プレーヤーが何人もいます。母国を代表する選手であることは僕にとって大きな意味を持ちますし、そのチャンスがあるならば、つかみ取りたいですね。ドラフトで指名されたことと同じくらい、ワールドカップやオリンピックでプレーするのは夢のようなことなんです」

 オクラホマ大学、ヒューストン大学、アーカンソー大学など、全米各地の大学から奨学金付きのオファーを受けていたダニエルズだが、より早くプロに近い環境でプレーしたい思いからイグナイトへの入団を決めた。今シーズンは1試合平均11.9得点7.4リバウンド5.1アシストをマークし、その活躍がペリカンズの目に留まったようだ。

 現役ではベン・シモンズ(ブルックリン・ネッツ)やパティ・ミルズ(ネッツ)、マティース・サイブル(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)など、数々のオーストラリア出身選手がNBAで活躍を見せている。母国への愛を語った“若武者”は、彼らに匹敵する存在となれるだろうか。
 

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