ついに来シーズンを占うトレード市場がオープンした。契約延長、FA選手の獲得などさまざまな噂が飛び交っているが、2021−22シーズンの優勝候補と言われたブルックリン・ネッツは微調整を含め、テコ入れが必至と思われる。

 その話題の中心にいるのが、カイリー・アービングの去就だ。カイリーはブルックリンとの長期契約を望んでいるものの、球団はワクチン接種拒否による欠場など同選手の“不確実性”に不安を抱いており、様子を伺うためにも短期契約を望んでいると報じられている。

 アービングはこのオフシーズンにプレーヤーオプションを行使可能で、最大5年2億4800万ドル(約334億円)の契約を結ぶ権利を有している。しかし、球団との折り合いがつかなければオプションを破棄し、サイン&トレードを申し出る意向のようだ。

 そして、『ESPN』によると、同選手はサイン&トレードを提案するにあたり、移籍先の希望リストをネッツのフロントに提出しているという。そのリストにはロサンゼルス・レイカーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ニューヨーク・ニックス、マイアミ・ヒート、ダラス・マーベリックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズの名前が含まれているようだ。

 これらの球団はアービングを獲得するうえで十分なキャップスペースがなく、獲得の場合にはサイン&トレードしなければならない。しかし、一部の球団はすでに獲得へ関心がないことを明言しているようだ。

 アービングは、6月29日までに2019年にブルックリンと結んだ4年間のマックス契約の最終年を迎えるか否かを選択しなければならない。残留を決断した場合、来シーズンは3690万ドル(約50億円)の契約となり、2023年7月に無制限のフリーエージェントとなる。

 一方でオプトアウトを選択すれば、来月には無制限フリーエージェントとなり、ネッツと新契約を結ぶか新天地を探すこととなる。アービングはネッツ移籍後、欠場試合数が出場試合数を上回っていることから、歩み寄りがなければネッツとの契約は難航必至と言えるだろう。

 アービングはどのような答えを出すのか。ここ数日が大きなターニングポイントとなりそうだ。

 文=Meiji

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