6月30日(現地時間29日)。アトランタ・ホークスとサンアントニオ・スパーズの2チーム間でトレードが合意に達したと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。

 両チームによるトレードの詳細は下記のとおり。
※以降チーム名は略称

■ホークス獲得
デジャンテ・マレー

■スパーズ獲得
ダニーロ・ガリナーリ
2023年ドラフト1巡目指名権(←もともとはホーネッツのもの)
2025年ドラフト1巡目指名権
2027年ドラフト1巡目指名権
2026年ドラフト指名権の交換権

◆通算トリプルダブル数でスパーズ史上最多となったマレーが移籍

 このトレードの目玉は、なんと言ってもマレーだろう。2017−18シーズンにオールディフェンシブセカンドチーム入りし、今季はオールスターに初選出(代替)された25歳のポイントガードは、キャリア5シーズン目となった今季に平均21.1得点8.3リバウンド9.2アシストにリーグトップの2.0スティールを記録。

 また、今季はトリプルダブルでリーグ2位の13度をマークし、在籍6シーズン(実働5シーズン)ながら通算17度で、スパーズの球団史上最多となるトリプルダブルを達成した。

 昨季のプレーオフでカンファレンス・ファイナル進出を飾ったホークスだが、今季はプレーイン・トーナメントの末になんとか第8シードを手にしてポストシーズンへ臨むも、マイアミ・ヒートの前に1勝4敗でファーストラウンド敗退。

 エースのトレイ・ヤングがヒートに封じ込められたこともあり、ネイト・マクミランHC(ヘッドコーチ)はシリーズ終了後に「来シーズン、彼(ヤング)はオフボールでプレーするかもしれない。90パーセントはポイントガードをプレーしているけど、もっと2番(シューティングガード)でプレーすることになるかもしれないね」と口にしていた。

 今季オールスターとオールNBAサードチームに選ばれたヤングの補佐役を求めていたホークスは、今回のトレードでマレーという25歳の万能ガードの獲得に成功。来季はこのオールスターガードデュオが先発として暴れ回ることになりそうだ。

 一方のスパーズは、生え抜きのオールスターガードを放出。ホークスから加入するガリナーリは、キャリア13シーズン目の今季に平均11.7得点4.7リバウンド1.5アシストに3ポイント成功率38.1パーセント(平均1.7本成功)を残したストレッチ4。

 33歳のベテランの来季年俸は部分保障で、将来のドラフト1巡目指名権3本を手にした。

【動画】今季MIPの最終候補に名を連ねたマレーのハイライト!