7月15日、インドネシアのジャカルタで開催している「FIBAアジアカップ2022」が大会4日目を迎え、男子日本代表(FIBAランキング38位)がシリア代表(同83位)とのグループリーグ第2戦に臨んだ。

 日本は富樫勇樹(千葉ジェッツ)、西田優大(シーホース三河)、渡邊雄太、吉井裕鷹(アルバルク東京)、エヴァンスルーク(ファイティングイーグルス名古屋)と、勝利したカザフスタン戦と同様のスターティング5で試合に臨んだ。

 試合立ち上がりにエヴァンスの3ポイントで日本が先制すると、直後には富樫のアシストから渡邊も3ポイントをヒット。さらに吉井の3ポイントも決まるなど、日本は開始約4分で11−2と好調な滑り出しに成功する。

 第1クォーター中盤に河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)と富永啓生(ネブラスカ大学)を同時投入すると、河村が渡邊や富永の3ポイントをアシスト。このクォーターだけで計3本の3ポイントを沈めた富永は、河村のレイアップをアシストする場面もあり、互いに得点を演出し合う。さらに、シリアの得点を1ケタに抑え込んだ日本は、29−9で最初の10分間を終えた。

 続く第2クォーターでも開始から富永が2本の3ポイントを沈めると、西田が2連続3ポイントで続き、日本が試合の主導権を離さない。しかし、このクォーターの主役は須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)となる。

 次々と3ポイントを沈めた須田は、放った8本のうち、なんと7本の3ポイントを成功させる大活躍。さらに、終了間際に3ポイントのファウルで得たフリースローを3本とも沈めると、わずか6分24秒の出場で24得点をマークし、日本が68−27と大量リードで試合を折り返した。

 後半立ち上がりの2分間は得点が伸びない日本だったが、吉井が富樫のパスから3ポイントを決めると、今度は西田のスティールからの速攻の場面でバスケットカウントを沈め、3点プレーとする。その後、エヴァンスが立て続けに6得点を奪うと、張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)もレイアップで追加点を挙げる。

 中盤、コート上の5人全員を一気に交代した日本は、河村のアシストから佐藤卓磨(千葉ジェッツ)が3ポイントをヒット。さらに須田と富永がフリースローで得点を重ねると、終盤にはその2人が3ポイントも沈め、96−42で第3クォーターを終えた。

 第4クォーターでも吉井、須田、井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷)による3ポイント攻勢で得点を伸ばす日本。その後、テーブス海(滋賀レイクス)がドライブからバスケットカウントのレイアップを決めて3点プレーとするなど、立て続けに得点を挙げる。さらに、終盤には富永、佐藤が3ポイントを沈め、最後は117−56で日本が快勝した。

 個人スタッツでは、須田が9本の3ポイントを含む33得点、富永が7本の3ポイントを含む23得点、吉井が3本の3ポイントを含む12得点、エヴァンスが11得点6リバウンド、渡邊が8得点6リバウンド3アシスト、河村が7得点5アシスト3スティールをマーク。

 チーム全体では51.9パーセント(52本中27本)と高確率で3ポイントを成功させ、グループリーグ2連勝を飾った。

【試合結果】
シリア 56−117 日本(@ジャカルタ)
SYR|9|18|15|14|=56
JPN|29|39|28|21|=117