昨夏サイン&トレードでニューオーリンズ・ペリカンズからシカゴ・ブルズへ加入したロンゾ・ボールは、昨季先発ポイントガードとして平均34.6分13.0得点5.4リバウンド5.1アシスト1.8スティールに加えて、3ポイント成功率42.3パーセント(平均3.1本成功)で自己最高の数字を残した。

 だが左ひざを痛めたことで今年1月中旬に戦線離脱となり、キャリア5シーズンで最小となる35試合のみの出場に終わった。1月下旬に左ひざの関節鏡手術を受けた24歳のガードは、当初6〜8週間で復帰が期待されていたのだが、結局コートへ戻ることができず、ミルウォーキー・バックスとのプレーオフ1回戦も全休。

 昨季のブルズはボールだけでなく、パトリック・ウィリアムズやアレックス・カルーソらが長期離脱を余儀なくされたものの、デマー・デローザンとザック・ラビーンというオールスターデュオの活躍もあってプレーオフへとたどり着いた。

 ブルズは今夏にラビーンとマックス額で再契約を結んでおり、昨季と同等の戦力をキープして今季へ臨むだけに、ゴールはプレーオフ進出ではなくさらにその先を見据えているはず。

 ところが、ボールの回復状況は芳しくないという。7月14日(現地時間13日、日付は以下同)に地元メディア『CHICAGO TRIBUNE』へ掲載された記事によると、バスケットボール運営部副代表のアルトゥラス・カルニショバスは13日に行なわれたサマーリーグの試合中に応じた『NBA TV』とのインタビューでボールについてこう話していたと報じている。

「彼は(復帰に向けて)前進している。私に言えるのはそれだけです。我々にとって喜ばしいスピードではありませんが、彼は着実に良くなっています。トレーニングキャンプに間に合うといいですね。それが我々の望みです」。

 ブルズのバックコートにはボール、ラビーンの先発陣に加え、カルーソやアヨ・ドスンム、コービー・ホワイトがおり、今夏にはベテランのゴラン・ドラギッチとも契約合意と報じられており、頭数はそろっている。

 ただ、ラビーンやデローザン、ニコラ・ブーチェビッチといったオールスター経験者たちをボールが操るシーンは誰もが観たいはず。ボールの左ひざの状況は気になるところだが、まずは完治させることに専念してほしいところだ。