7月20日(現地時間19日)。ミルウォーキー・バックスはフリーエージェント(FA)のサージ・イバカと再契約を結んだことを正式に発表した。

 今夏のバックスは、FAのボビー・ポーティス、ウェスリー・マシューズ、ジェボン・カーターと再契約を結んだほか、プレーヤーオプションを行使して残留したパット・カナトンと延長契約、さらにはベテランのジョー・イングルズの獲得にも成功。

 ヤニス・アデトクンボ、クリス・ミドルトン、ドリュー・ホリデーというビッグ3を中心とした布陣で一昨季にリーグを制したバックスは、昨季のプレーオフでミドルトンがケガのため戦線離脱したこともあり、カンファレンス・セミファイナルでボストン・セルティックスに3勝4敗で敗れていた。

 だが今夏の動きは十分合格点を与えられるもので、イバカとも正式に再契約したことで昨季と同等、あるいはそれ以上の戦力になったと見ていいだろう。

「サージはエリートなディフェンダーかつショットブロッカーであり、このチームのセンターに厚みを加え続けてくれることでしょう。彼は昨シーズンの我々にとって価値のある加入となりました。彼がミルウォーキーへ戻ってくれたことを楽しみにしています」。

 ジョン・ホルストGM(ゼネラルマネージャー)がリリースの中でそう話していたとおり、イバカは昨季までのキャリア13シーズンでオールディフェンシブチームに3度選ばれ、ブロック王に2度輝いた実績を持つ208センチ106キロのビッグマン。

 2019年にはトロント・ラプターズでNBAチャンピオンになった32歳のベテランは、今年2月に成立した4チーム間の大型トレードでロサンゼルス・クリッパーズからバックスへ加入。

 レギュラーシーズン19試合(うち先発は2試合)で平均17.8分7.0得点5.3リバウンドにフィールドゴール成功率51.9パーセントを記録。ブルック・ロペスが戦列復帰したこともあり、プレーオフでは平均3.7分の出場に終わったとはいえ、ロペス、ポーティス、イバカでセンターをローテーションできるのはこのチームの強みの1つと言っていい。

 リーグ屈指の豪華戦力を有するバックスのゴールはもちろん2シーズンぶりの覇権奪回。イバカという攻防兼備のベテランがベンチに控えていることは、このチームにとって心強いはずだ。