7月24日(現地時間23日)、モンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)がフェニックス・サンズと長期間の延長契約に合意したと『ESPN』が報じた。

 ウィリアムズは1990年代中盤から2000年代序盤にかけて、オーランド・マジックやサンアントニオ・スパーズを含む5チームで計9シーズンをフォワードとしてプレー。

 2005−06シーズンからポートランド・トレイルブレイザーズのアシスタントコーチ(AC)としてコーチングキャリアをスタートすると、10−11から14−15までの5シーズンでニューオーリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)の指揮官を務め、173勝221敗(勝率43.9パーセント)を残し、11年と15年にはプレーオフへ進出。

 その後オクラホマシティ・サンダーでアソシエイトHC、フィラデルフィア・セブンティシクサーズでACを務めると、19−20シーズンからサンズの指揮官へ就任。新型コロナウイルスの感染拡大により、20年3月に中断し、フロリダ州オーランドにあるバブル(隔離された施設)で同年7月末に再開された第二幕のシーディングゲーム(順位決定戦)では、サンズを8戦負けなしへと導く快進撃を演出した。

 すると一昨季はウェスタン・カンファレンスを制してNBAファイナル進出。昨季はリーグベストかつ球団史上最高となる64勝18敗(勝率78.0パーセント)をマークし、最優秀コーチ賞を受賞。また、ここ2シーズン連続でコーチ協会によるコーチ・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。

 5年契約でサンズへ加入したウィリアムズHCは残り2年となっていたが、この延長契約で複数年の延長となった。

 昨季カンファレンス・セミファイナル第7戦でダラス・マーベリックスに大敗を喫し、プレーオフで姿を消したサンズは、今夏にデビン・ブッカーとスーパーマックス額で延長契約、制限付きフリーエージェント(FA)だったディアンドレ・エイトンはインディアナ・ペイサーズのオファーシートへサインするも、サンズがすぐさまマッチして残留となり、昨季とほぼ同等の戦力を保持している。

 ウィリアムズHCの下、ブッカーやエイトン、クリス・ポール、ミケル・ブリッジズらを軸とした布陣でサンズが球団史上初優勝を達成できるか注目していきたい。