7月26日(現地時間25日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツへトレードを要求したと報じられているケビン・デュラントの移籍先候補にボストン・セルティックスが浮上し、トレード要員にはジェイレン・ブラウンが挙がっていると『ESPN』や『The Athletic』が報じた。

 ブラウンは今季で在籍7シーズン目を迎えるスウィングマン。2023−24シーズンまで現行契約を残す25歳は、198センチ101キロと屈強な肉体を持ち、攻防兼備のウィングプレーヤーとしてリーグ有数の実力者である。

 一昨季にオールスターにも選出されたブラウンは、昨季平均23.6得点6.1リバウンド3.5アシスト1.1スティールを残し、ジェイソン・テイタムやマーカス・スマートらと共にセルティックスのNBAファイナル進出に大きく貢献。

 この報道から一夜明けた27日。『The Athletic』はブラウンがセルティックスに“残りたがっている”とリポートしており、地元メディア『The Boston Herald』のマーク・マーフィー記者は「彼はボストンにいることが大好きだ。チャンピオンシップ獲得まであと2勝だった。彼はハッピーだし、戻ってくることを楽しみにしている」と報じた。

 セルティックスは昨季ファイナルでゴールデンステイト・ウォリアーズに2勝4敗で敗れて王座獲得を逃すも、今夏にテイタム、ブラウン、スマートにアル・ホーフォード、ロバート・ウィリアムズ三世、デリック・ホワイトといったコアメンバーを残しつつ、トレードでマルコム・ブログドン、フリーエージェント(FA)でダニーロ・ガリナーリをロースターへ加えて戦力を整えた矢先だった。

 そのため、27日にニューヨークで行なわれた『Point Gods』ドキュメンタリーのプレミアに姿を現したテイタムも「僕はバスケットボールをプレーするだけ」と話しつつ、「このチームが大好きだし、ここにいる皆のことが大好きなんだ」と話していた。

 デュラント争奪戦はセルティックスのほか、マイアミ・ヒート、トロント・ラプターズが挙がっており、フェニックス・サンズは交換要員がいないことで脱退したと『The Athletic』が報じているものの、現時点で合意には達していない。

 そしてテイタムが「テレビで見たことは信じない。それが真実なのか、そうでないかなんて、本当に誰にも分からないのさ」と口にしたとおり、これはあくまでトレードトークで、あくまでウワサにすぎないということ。

 昨季このチームは球団史上18度目のNBAチャンピオンまであと2勝に迫り、今オフに戦力増強にも成功しただけに、このタイミングでデュラントを加えるのはケミストリー崩壊を招く可能性もあるだけに、慎重に対応してほしいところだ。

【動画】ブラウンが昨季プレーオフで見せたベストプレー集!