今夏のフリーエージェント(FA)戦線が幕を開けて1か月以上が経過し、8月に入ったのだが、今季の所属先が決まっていない選手たちは数多い。

 そのうち、38歳のアンドレ・イグダーラは引退か現役続行のどちらかで決断できていないと8月3日(現地時間2日)に『The Athletic』が報じており、もし今季もプレーするなら昨季所属していたゴールデンステイト・ウォリアーズと再契約を結ぶ可能性が高い。

 昨季ここ8年間で4度目の優勝を飾ったウォリアーズは、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンというビッグ3にアンドリュー・ウィギンズ、ジョーダン・プール、今夏再契約したケボン・ルーニーという“基盤となる6選手”をキープしており、今季も優勝争いに参戦できる戦力を有している。

 ただ、イグダーラはカリーらと共に4度の優勝を勝ち取っており、攻防両面に渡って豊富な経験と知識があり、昨季は選手としてだけでなくメンター(助言者)、アシスタントコーチ(AC)としての役割もこなしてきた重要な存在。

 ウォリアーズには本契約のスポットが残り1枠あるものの、イグダーラへ決断を急かすことはないとスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は話していた。

「私はアンドレを1人にしてしまった。彼は我々の立場を理解しているさ。もし彼が戻ってきたいのであれば、我々は是非とも迎え入れたい。我々としては、彼に決断を下すための時間とスペースを与えたいと強く思っている。彼のことを残してしまったからね。彼の決断がいつになろうと、我々は構わないよ」。

 38歳のイグダーラにスターター級の働きを求めるのは酷であり、昨季31試合の出場に終わったことから、再契約を結んだとしても多くの試合へ出場できるかどうかは微妙。

 それでも、ウォリアーズというチームを熟知し、コート内外やロッカールームでも存在感を放つ大ベテランがウォリアーズと再契約となれば、カーHCだけでなく選手たちも大歓迎だろう。