8月30日、沖縄アリーナにて「FIBA バスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window4が行われ、男子日本代表(FIBAランキング38位)がカザフスタン代表(同68位)と対戦した。

 26日に行われたイラン代表との試合に敗戦し、アジア予選の成績を2勝5敗とした日本。ホームで行われる今回の試合には、新たにアキ・チェンバース(群馬クレインサンダーズ)や張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、帰化選手枠としてニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)らが招集された。

 富樫勇樹(千葉ジェッツ)、比江島慎(宇都宮ブレックス)、馬場雄大、ニック・ファジーカス、井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷)という5人を、スターティング5としてコートに送り出した日本。序盤はカザフスタンに先制を許しながらも、富樫の3ポイントなどで慌てることなく追随していく。その後は得点できない時間が続くも、馬場の3点プレーや河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)のタイトなディフェンスで流れを引き寄せることに成功。第1クォーター残り1分17秒には須田侑太郎(名古屋D)の3ポイントで逆転に成功し、手にしたリードを譲ることなく14−13で最初の10分間を終える。

 続く第2クォーターは、河村のアシストによる西田優大(シーホース三河)の連続得点でスタート。中盤には3年ぶりの代表復帰を果たしたファジーカスが、得意のフローターでこの日初得点を決める。しかし、日本はなかなか3ポイントの成功率が上がらず、その間にカザフスタンに逆転を許すことに。それでも、前半終了間際に馬場が積極的なアタックでフリースローを獲得。このうち1本を決めて、27−27と同点で後半へ。

 後半はファジーカスの連続得点でスタート。さらに井上が2本続けて3ポイントを沈め、一気に2ケタリードを手にする。その後は点差を詰められる場面もありながらも、張本のディフェンスや吉井裕鷹(アルバルク東京)と河村のコンビネーションからの3連続得点などもあり、流れを譲り渡さない。結局49−37と12点差で第3クォーターを終える。

 井上のこの日3本目となる3ポイントで始まった最終クォーター。その後もファジーカスや比江島、西田らが得点を重ね、点差は20点台に。終盤には馬場の豪快なダンクも飛び出し、最終スコア73−48で日本が勝利を収めた。

 日本は西田がチームトップの13得点、馬場が11得点、井上が9得点と続き、ファジーカスは8得点8リバウンド3スティール、比江島も8得点7リバウンドを記録した。また、河村は7得点に加え、ともにチームトップの7アシスト5スティールをマークしている。チーム全体としては3ポイントが35本中7本成功と低調に終わったが、ディフェンスから作った流れを譲り渡さず、カザフスタンに勝利を収めた。

■試合結果
日本 73−48 カザフスタン
JPN|14|13|22|24|=73
KAZ|13|14|10|11|=48

【動画】河村のアシストから西田が得点!