現地時間9月1日。「FIBAユーロバスケット2022」(以降、欧州選手権)が幕を開け、スペインが114−87でブルガリアを、スロベニアが92−85でリトアニアを下すなど、計6試合が行なわれた。

 会場の1つとなったドイツは、大会初戦でフランスを76−63で下して白星発進。そしてこの日、ドイツバスケットボール連盟(DBB)は、代表チームを長年引っ張ってきたダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)の背番号14を、同国代表として史上初の永久欠番とした。

 ドイツ代表として計153試合をプレーしてきたノビツキーは、2002年のFIBA世界選手権(現ワールドカップ)で平均24.0得点8.2リバウンド2.7アシスト1.2スティール2.0ブロックの大活躍で銅メダルを獲得し、大会MVPとオールトーナメントチームに選出。05年の欧州選手権では平均26.1得点10.6リバウンド1.7アシスト1.1スティール1.9ブロックでチームを引っ張って銀メダルを獲得する立て役者となり、大会MVPとオールトーナメントチーム入り。

「非常に光栄です。私はいつも代表チームでプレーすることが大好きでしたし、自分の全てを持ち込んできました。2002年のメンバーの大半がここにいます。それが重要であり、自分らしくいさせてくれた彼らに感謝しています。私は彼らとこれまで共にプレーしてきたチームメートたちをリスペクトしています。彼らなしに、永久欠番入りすることはありませんでした」。

 永久欠番セレモニーのスピーチでそう語ったノビツキー。この日の会場ではマブスの元チームメート、ルカ・ドンチッチがスロベニア代表として出場しており、セレモニーではドンチッチのほか、マブスのマーク・キューバン オーナーや元チームメートでもあるジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)らもノビツキーの偉業を祝福。

 するとノビツキーは「来てくれてありがとう。皆さんが来てくれたことは、ものすごく大きなことです。あなた(キューバン オーナー)は毎年夏にプレーすることをいつもサポートしてくれました。私にとって国を代表してプレーすることが重要なのだとあなたは理解してくれました。本当に感謝しています」とオーナーへ感謝を口にしていた。

 そして会場に駆け付けたファンや画面越しで応援し続けたファンへ、ノビツキーは「ファンの皆さんに感謝しています。多くの方たちがビッグイベントへ足を運び、私たちのことをサポートしてくれました。それにいつもここ(ドイツ)でサポートしてくれました。皆さんとの忘れられない旅となりました。ありがとうと言わせてください」と話していた。

 ノビツキーは今年1月にNBAで着用していた41番がマブス史上4人目の永久欠番となっており、この日代表チームの背番号も永久欠番となった。今後もノビツキーは、バスケットボール界のレジェンドとして幅広く活動し、世界中の人々へ好影響を与えていくことだろう。

【動画】ノビツキーの永久欠番セレモニーのハイライト!