9月19日(現地時間18日)に開催される「FIBAユーロバスケット2022」の決勝戦。ドイツ代表とのセミファイナルで接戦を制したスペイン代表、ポーランド代表に準決勝で快勝したフランス代表が王座をかけて激突する。

 ユーロバスケットの過去成績では、スペインは3回の優勝を経験しており、直近では2015年大会で王冠を手にしている。対するフランスは2013年大会で初優勝を果たし、2015年大会でも銅メダルを手にするなど、両チームともヨーロッパを代表する強豪であることは明白だ。

 決勝戦の開催に先立って、FIBAは両チームのキープレーヤー、勝敗を分けるポイント、特徴的なスタッツを紹介している。

■キープレーヤー
・スペイン:ロレンツォ・ブラウン(BC UNICS/VTBユナイテッドリーグ)/ウィリー・エルナンゴメス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)
・フランス:ルディ・ゴベア(ミネソタ・ティンバーウルブズ)

『ウィリー・エルナンゴメスとルディ・ゴベアのマッチアップは、それぞれのチームにインパクトを与えるためにゴール下で激しい戦いを繰り広げるでしょう。両選手とも今大会で印象的なプレーを見せており、その影響力が試合を傾ける可能性があります。また、ロレンツォ・ブラウンはポイントガードとして重要な役割を担っており、スペインに勢いをもたらしています』

 なお、今大会でブラウンは1試合平均15.4得点2リバウンド7.1アシスト、エルナンゴメスは同17.6得点6.8リバウンド1.1アシスト、ゴベアは同13.6得点10.3リバウンド1.0アシストを記録している。

■勝敗を分けるポイント
『ディフェンスが王座を勝ち取るというのはよく言われることで、両チームとも準決勝でそのことを証明しました。テリー・ターペイ(フランス)とアルベルト・ディアス(スペイン)は今大会の知られざるヒーローでしょうね。彼らの絶え間ないディフェンスはチームメートやコーチから賞賛されており、スティールやチャージングといった技術にも長けています』

■特徴的なスタッツ
『ボールのケアについて両チームは正反対と言えます。フランスは1試合当たり15.8回のターンオーバーを犯しており、全24チーム中最下位。一方のスペインは同9.1回で全体3位につけており、この差が違いを生み出す可能性があります。また、フランスは大会が進むにつれ3ポイントシュートの確率を39.7パーセントと向上させてきましたが、フリースロー成功率は72.9パーセントと落ち込んでいます』

 決勝について、スペインのエルナンゴメスは「とてもタフで難しいファイナルになると思うけど、毎秒全力で戦うよ」とコメント。フランスのゴベアも「決勝戦出場は最高の気分だ。僕は銀メダルと銅メダルはたくさん持っているけど、金メダルは取ったことがないんだ。金メダルが必要だね」と、大会ラストゲームに向けて意気込みを語っている。