9月1日に幕を開けたFIBAユーロバスケット(欧州選手権)2022は、18日に大会最終日を迎え、3位決定戦では開催国の1つとなったドイツ代表が82−69でポーランド代表に勝利して銅メダルを獲得。

 そして決勝戦ではスペイン代表が88−76でフランス代表を下して2大会ぶり、直近6大会で4度目の優勝。この試合ではフアンチョ・エルナンゴメス(トロント・ラプターズ)がゲームハイの27得点に5リバウンド2スティール、ウィリー・エルナンゴメス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)が14得点8リバウンド、ロレンゾ・ブラウン(マッカビ・テル・アビブ)が14得点11アシスト2スティールを残した。

 セルジオ・スカリオーロHC(ヘッドコーチ)は「我々はものすごくハッピーだと言うのは簡単だ。このチームはパワーランキング8位で臨み、一歩ずつ、なんとか上り詰めることができた。今我々がこうしたすばらしいチームたちの上にいられることが信じられないね」と今大会を振り返った。

 2013年以来の優勝を目指したフランスでチームトップの23得点を残したエバン・フォーニエ(ニューヨーク・ニックス)は「スペインは最初から最後までいいプレーをしていた」と切り出し、このように相手を称えた。

「彼らには明確なゲームプランがあった。でも僕らは自分たちのプランを十分に遂行しきれなかった……。この試合、僕らは一度もコントロールできなかった。相手が(自分たちよりも)いいプレーをしていたということ」。

 今年の欧州選手権でグループAのスペインは、グループラウンド第3戦目こそベルギー相手に73−83で落とすも、そこからモンテネグロ、トルコを下して決勝トーナメントへ進み、ベスト16でリトアニア、準々決勝でフィンランド、準決勝でドイツ、そして最終日にフランスを撃破。

 大会をとおして平均30分以上プレーした選手は皆無で、平均25分超えもブラウンのみ。11人が平均13分以上に出場と、見事なタイムシェアで勝ち上がった。

 大会MVPには毎試合で2ケタ得点をあげ、平均17.2得点6.9リバウンドを残したウィリー・エルナンゴメス(ペリカンズ)が選出。「今の気持ちを言葉にするのは難しいね」と切り出し、「チームメートたち、コーチングスタッフ、スペイン連盟の全員のことをものすごく誇りに思うよ。僕らはこの金メダルに十分値するとね」と誇らしげに語り、今大会は幕を下ろした。

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