9月23日、オーストラリアのシドニーで「FIBA女子ワールドカップ2022」が開催され、女子日本代表(FIBAランキング8位)はグループフェーズ第2戦でセルビア代表(同10位)と対戦した。

 大会初戦のマリ戦に89−56で快勝した日本は、過去2シーズン、デンソーアイリスでヘッドコーチを務めたマリーナ・マルコヴィッチ氏が率いるセルビアと国際大会で初めての対戦に臨んだ。スターティング5には髙田真希(デンソー)、山本麻衣(トヨタ自動車アンテロープス)、東藤なな子(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)、赤穂ひまわり(デンソー)、オコエ桃仁花(富士通レッドウェーブ)が名を連ねた。

 セルビアに3ポイントシュートで先制されると、日本は試合開始から約2分半にわたり無得点となる。それでも、リングアタックを仕掛けたオコエがペイント内で初得点を挙げると、宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ)がもレイアップで追加点を奪う。中盤に渡嘉敷来夢(ENEOSサンフラワーズ)がオフェンスリバウンドを押し込み、日本が一時逆転に成功。しかし、その後はセルビアの3ポイントが立て続けに決まるなど、大きくリードを広げられる。終盤に髙田が日本最初の3ポイントを決めるが、9−24と苦しい展開で第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーター序盤、東藤や赤穂が得点を重ねると、中盤には馬瓜ステファニー(トヨタ自動車アンテロープス)が力強い速攻からファウルを獲得して追加点を奪う。さらに、平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)が3ポイントを決めるなど、日本が追い上げる展開に。その後は髙田がフリースローやミドルシュートで繋ぐと、終盤にオコエと平下が連続で長距離砲をヒット。さらに、速攻の場面で赤穂の華麗なアシストから東藤がレイアップを決め、1点差まで詰め寄る。しかし、逆転には至らず、34−38で試合を折り返した。

 迎えた後半、開始から日本は得点が伸ばせず、セルビアに再びリードを広げられる。残り6分6秒に髙田がジャンプシュートで日本の第3クォーター初得点を挙げると、東藤は巧みなステップでレイアップを沈める。終盤には宮澤夕貴(富士通レッドウェーブ)がジャンプシュートを決めると、終了間際には安間志織(UMANA REYER VENEZIA)が鋭いドライブからレイアップを決め、46−54で最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーター、開始直後に宮崎のパスから髙田が得点を挙げる。さらに、宮崎は3ポイントを沈めると、自身のスティールから速攻レイアップを決めるなど、存在感を発揮。中盤には、渡嘉敷のレイアップが落ちたところを、赤穂が押し込む場面も。試合残り3分に宮崎のレイアップが決まると、馬瓜のフリースローで5点差に詰め寄る。日本はその後ターンオーバーからセルビアに得点を決められるも、赤穂がフリースローを決めて再び5点差に。しかし、それ以上点差を詰めることができず、最後は64−69で敗れた。

 惜敗した日本は、髙田が15得点、宮崎が11得点6アシスト、赤穂が10得点7リバウンドをマーク。チーム全体での3ポイントは22本中5本成功で22.7パーセントの成功率にとどまった。

 日本は次戦でカナダ代表(同4位)とのグループフェーズ第3戦に臨む。注目の一戦は25日の19時30分からティップオフだ。

■試合結果
日本 64−69 セルビア
JPN|9|25|12|18|=64
SRB|24|14|16|15|=69

【動画】グループリーグ初戦 マリ戦のハイライト!