昨季ウェスタン・カンファレンス11位の33勝49敗に終わったロサンゼルス・レイカーズは、今季ダービン・ハム新HC(ヘッドコーチ)を迎えて仕切り直しを図る。

 オフのフリーエージェント(FA)戦線とトレードで、このチームはパトリック・ベバリー、デニス・シュルーダー、ロニー・ウォーカー四世、トロイ・ブラウンJr.、トーマス・ブライアント、ファン・トスカーノ・アンダーソンといった選手たちを新たに加えた。

 とはいえ、レイカーズで看板選手を務めるのはもちろん、レブロン・ジェームズ、ラッセル・ウェストブルック、アンソニー・デイビスというビッグ3だ。もっとも、今季契約(プレーヤーオプション)を行使して残留したウェストブルックについては、昨季途中からトレードの噂が堪えず、この夏もトレードトークに巻き込まれてきた。

 そんななか、9月26日(現地時間25日、日付は以下同)に『ESPN』はウェストブルックが最近発したコメントを報道。レイカーズから必要とされていると感じるかと聞かれ、33歳のベテランガードはこう話していた。

「俺には関係ない。俺に必要なのは自分の仕事をすることだけ。必要とされているかどうかは関係ないんだ。一番大事なのは、俺が練習に顔を出して自分の仕事をする。これまでずっとやってきたようにね。プロフェッショナルに、コートへ出たら一生懸命プレーしてやり合うだけ」。

 ウェストブルックは昨季チーム最多の78試合に出場し、平均34.3分18.5得点7.4リバウンド7.1アシストをマーク。だがレブロンやデイビスとなかなかかみ合わず、戦犯扱いされることもあった。

 そして今夏、レイカーズはシュルーダーとベバリーという先発級のポイントガードを2人も獲得。ベバリーを3&Dのウィングプレーヤーとして起用すると報じる現地メディアもあるが、先発か控えかも定まっていない。

 ただ、それは今のウェストブルックには関係ないようだ。「このチームが勝つために必要なことはなんだってやる、それがすべてだ。どんなことが降りかかってきても準備している」と話していた。

 レイカーズは昨季プレーイン・トーナメントにも出場できなかったのだが、その最大の要因と言われているのがビッグ3の共存試合の少なさ。レブロン、ウェストブルック、デイビスは、レギュラーシーズン82試合のうち21試合しか共にコートでプレーできなかった。

 そのため、ウェストブルックは「俺にはAD(デイビス)とレブロン、自分がどれだけすごいのかという楽観的なものがある。俺の考えでは、俺たちはアンストッパブルになれるってこと」と自信を見せていた。

 レブロン、デイビス、ウェストブルックという超強力なビッグ3がコート上でうまく機能すれば、レイカーズはリーグでも有数の恐ろしいチームと化すだろう。彼らが今季、シーズンをとおして健康体でプレーできる保障はないものの、レイカーズがこのままプレーオフレースから脱落するとも思えない。

 特にチームが勝利するために全力を尽くす気持ちを明らかにしたウェストブルックが、レイカーズ在籍2シーズン目でどんなパフォーマンスを見せてくれるかは見ものだ。