9月26日、オーストラリアのシドニーで「FIBA女子ワールドカップ2022」が開催され、女子日本代表(FIBAランキング8位)はフランス代表(同6位)とのグループフェーズ第4戦に臨んだ。

 大会初戦でマリに快勝したものの、続くセルビアとカナダに敗れ、1勝2敗となった日本。スターティング5には髙田真希、赤穂ひまわり(ともにデンソーアイリス)、東藤なな子(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)、宮崎早織、渡嘉敷来夢(ともにENEOSサンフラワーズ)と前回試合同様のメンバーが名を連ねた。

 試合は赤穂が自身のスティールからファウルを獲得し、フリースローで日本が先制する。しかし、直後からフランスに連続8得点を許し、リードを奪われる展開に。東藤が日本最初のフィールドゴールを決めるが、その後は日本のオフェンスが停滞。安間志織(UMANA REYER VENEZIA)や山本麻衣(トヨタ自動車アンテロープス)がリングアタックを仕掛けるもフィニッシュできず、終了間際に髙田がドライブから得点するまで約6分間無得点となる。日本は5−16と2ケタビハインドを背負って第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーターでは序盤から日本が猛攻を仕掛ける。赤穂がゴール下の合わせからリバースレイアップを決めると、今度はオフェンスリバウンドから連続得点。馬瓜ステファニー(トヨタ自動車アンテロープス)がミスマッチをついてインサイドで得点すると、今度は宮崎が3ポイントシュートとミドルシュートで連続得点を挙げる。さらに平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)も3ポイントを沈め、14−0のランを作った日本は同点に追いつくことに成功した。終盤にも宮崎がスピードを生かしたアタックからレイアップを決めるなど存在感を示すが、逆転には至らず、26−29で試合を折り返した。

 後半開始のメンバーは赤穂に代わり馬瓜を起用し、前半10得点を挙げた相手エースのギャビー・ウィリアムズにマッチアップさせる。日本は宮崎のアシストから渡嘉敷が得点すると、今度は東藤のアシストから髙田がゴール下で追加点。さらに、宮崎の巧みなフローターショットで再び同点とするが、ここでも逆転できず。それでも、平下の強気な3ポイントや赤穂のジャンプシュートが決まり、なんとかフランスを追走する。終盤にはオコエ桃仁花(富士通レッドウェーブ)の3ポイントや、宮崎と渡嘉敷のホットラインで得点を重ねると、赤穂がオフェンスリバウンドを押し込む場面も。しかし、44−48と日本は追いかける形で第3クォーターを終えた。

 勝負の第4クォーター、開始直後に渡嘉敷のパスから髙田が得点を挙げる。しかし、その後日本は8分間近くにわたって得点が止まり、フランスに15−0のランを作られてしまう。ターンオーバーも増え、日本は反撃に転じることができず、苦しい展開に。終盤に宮崎のレイアップや、馬瓜のフリースローで得点を奪うと、平下も3ポイントをヒット。それでも、最後は53−67で3連敗を喫した。

 1勝3敗となった日本は、宮崎が13得点5リバウンド4アシスト、赤穂が9得点5リバウンド3アシスト、平下が3本の3ポイントを決めて9得点、髙田が8得点9リバウンド、渡嘉敷が5得点6リバウンドをマーク。リバウンドではフランスが計40本(内オフェンスリバウンドが10本)に対し、日本も計36本(内オフェンスリバウンドが9本)と肉薄したが、チーム全体での3ポイント成功率は21本中5本成功の23.8パーセントにとどまった。

 日本は次戦でオーストラリア代表(同3位)とのグループフェーズ最終戦に臨む。注目の一戦は27日の19時30分からティップオフだ。

■試合結果
日本 53−67 フランス
JPN|5|21|18|9|=53
FRA|16|13|19|19|=67

【動画】グループフェーズ第3戦 カナダ戦のハイライト!