今年1月。相次ぐ大ケガから約2年半ぶりの戦列復帰を飾り、ゴールデンステイト・ウォリアーズの先発シューティングガードとして昨季4年ぶりのNBA優勝に貢献したクレイ・トンプソンにとって、今夏は健康体で迎えた久々のオフシーズンとなった。

 9月26日(現地時間25日、日付は以下同)のメディアデイで、トンプソンは「毎日やるワークアウトのルーティンやビーチへ行って過ごす時間、パフォーマンスでプレッシャーがないこと。もうチャンピオンシップのオフシーズンがなんだったかを忘れてしまったよ」と語り、「すごく短かったから、毎日ありがたく感じていたし、楽しめた」と振り返っていた。

 ウォリアーズはステフィン・カリー、トンプソン、ドレイモンド・グリーンというビッグ3が今季も健在。アンドリュー・ウィギンズ、ジョーダン・プール、ケボン・ルーニーという主軸もおり、球団史上2度目の2連覇に向けて、ドンテ・ディビンチェンゾやジャマイケル・グリーンといった新戦力も加わっており、充実したロスターで今季を迎えることとなる。

 特にトンプソンは一昨季までの2シーズンをケガのため全休しており、昨季もシーズン中盤からコートへ立ったため、トレーニングキャンプからシーズンを迎えるのは実に4シーズンぶり。

 トンプソンが「また10月からバスケットボールをプレーできるんだからすごく楽しみなんだ」と話したとおり、ウォリアーズは9月30日と10月2日にさいたまスーパーアリーナで開催されるワシントン・ウィザーズとの「NBAジャパンゲームズ2022」をはじめとするプレシーズンゲームを経て、19日にレギュラーシーズン開幕戦でロサンゼルス・レイカーズと対戦する。

 すでに4度のNBA優勝を飾ったトンプソンは、キャリア平均19.5得点3.5リバウンド2.3アシストに3ポイント成功率41.7パーセント(平均3.0本成功)を誇る32歳のシューティングガード。

 NBAでもベテランの部類に入るものの、直近3シーズンのことを振り返りつつ、依然としてハングリーであることを口にしていた。

「僕は今でもハングリーなんだ。だってあの2年間は観ることしかできなかったからね。僕はフルシーズンをプレーすることを熱望しているし、再び自分の能力を皆へ見せつけたい」。

 ウォリアーズが誇る攻防兼備の2ウェイガードは、開幕から全開で大暴れすることになりそうだ。