9月27日(現地時間26日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズがメディアデイを行ない、2022−23シーズンに向けて始動した。

 レイカーズはレブロン・ジェームズ、ラッセル・ウェストブルック、アンソニー・デイビスというNBAの75周年記念チームにも名を連ねた3選手を擁しているのだが、昨季デイビスとレブロンはケガのため欠場試合が多く、このビッグ3がそろってコートへ立てたのは21試合のみと機能せず、ウェスタン・カンファレンス11位の33勝49敗と低迷。

 19−20シーズンにリーグを制したレイカーズだが、当時の優勝メンバーで今も残っているのはレブロンとデイビスのみ。今季は在籍2シーズン目のウェストブルックに加え、パトリック・ベバリーやデニス・シュルーダー、ロニー・ウォーカー四世、トーマス・ブライアント、ファン・トスカーノ・アンダーソンといった新戦力が加入した。

 とはいえ、ウェストには王者ゴールデンステイト・ウォリアーズを筆頭に、フェニックス・サンズやメンフィス・グリズリーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、ダラス・マーベリックス、デンバー・ナゲッツ、ミネソタ・ティンバーウルブズといった有力チームが乱立しており、昨季プレーオフどころかプレーイン・トーナメント進出も逃したレイカーズの下馬評は決して高くない。

「俺たちは挑戦的な気持ちで、今シーズンのことをみなしている。俺たちはアンダードッグなんだ。もちろん、世界中の人たちが俺たちに目を向けてくるだろう。けど彼らが俺たちの話をすることはないんだ。それなら自分たちは目立たないようにしている方がマシだね」とデイビス。

 新たな指揮官にダービン・ハムが就任したレイカーズは、多くの新戦力をロスターへ加えて今季へ臨む。知名度だけならリーグ最高級のビッグ3を擁するチームをアンダードッグと軽視するのは失礼のようにも思うが、当の本人がそう口にするのだから、昨季のリベンジに燃えているということなのだろう。

 ベバリーとシュルーダーという先発級のポイントガードが2人も加わったことで、起用法が注目されているウェストブルックはハム新HC(ヘッドコーチ)とは初日からコンタクトをとっていることを明かしており、「自分が愛してやまないゲームをプレーできることがハッピーだしありがたい」と話しており、レブロンも「彼(ウェストブルック)と一緒にこの旅路の一員になれることが楽しみ」と期待を寄せていた。

 レイカーズが今季プレーオフへ返り咲くためには、「もっとアグレッシブになる」と意気込むデイビス、今季でキャリア20シーズン目を迎えたレブロンのケガによる長期離脱の回避、チームディフェンス強化など、課題はいくつもあるのだが、新たなシーズンを迎えてフレッシュな気持ちで臨む彼らの動向は必見。

 そのレイカーズは10月4日からプレシーズンゲームを計6試合こなし、19日にレギュラーシーズン開幕戦でウォリアーズと激突する。“挑戦者”として臨むレイカーズが今季どこまで白星を積み重ねることができるのかは気になるところだ。