◆今季6試合目で初勝利を手にしたレイカーズ。デイビスがラスを絶賛
「改善するために先発を犠牲にした。彼はその役割で活気づけてくれた」

 10月31日(現地時間30日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズがホームでデンバー・ナゲッツを121−110で下し、今シーズン初勝利を手にした。

 開幕5連敗を喫し、リーグで唯一の全敗チームとなっていたレイカーズだが、この試合ではレブロン・ジェームズがゲームハイの26得点に6リバウンド8アシスト、腰の張りから2試合ぶりに復帰したアンソニー・デイビスが23得点15リバウンド、ロニー・ウォーカー四世が18得点5リバウンド2ブロックをマーク。

 さらにベンチスタートのラッセル・ウェストブルックが18得点8リバウンド8アシスト、オースティン・リーブズが10得点4リバウンド。チーム全体でターンオーバーをわずか8本に抑えたほか、開幕から苦しんでいた3ポイントシュートでも30本放って13本がリングをくぐり抜け、成功率43.3パーセントという高確率を残した。

 今オフにレイカーズの指揮官へ就任後、5戦全敗だったダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)は「今夜の我々は、自分たちに対して何かを証明する必要があった。世界でもなければ、メディアに対してでもなく、自分たちへ証明しなければならなかったんだ。自分たちがやったことをうれしく思う」と初勝利を喜んでいた。

 37歳ながらレイカーズを引っ張るレブロン、攻防兼備のビッグマンとして活躍を続けるデイビスはもちろんのこと、レイカーズの今シーズン初勝利はここ2試合でベンチスタートを受け入れて新たな役割で奮闘したウェストブルックの貢献もカギとなったと言っていい。

 ウェストブルックがベンチスタートしたこの2試合。レイカーズはこの男がコートにいた時間帯で得失点差がプラス18なのに対して、ベンチへ下がっていた時間帯ではマイナス16と、ポジティブな効果を発揮していることは明らか。

 そんなウェストブルックについて、デイビスはこう話していた。

「彼はチームが改善するために先発のポジションを犠牲にしたんだ。彼はその役割で(チームを)活気づけてくれた。それこそ、俺たちが求めていたことなんだ。彼には『自分のやっていることを続けてくれ。あなたがやっていることすべてが申し分ないよ』と言った。この2試合で、彼はまさに自身の仕事をやってくれたよ」

 ルーキーシーズン以来のベンチスタートを受け入れたウェストブルックは「俺はチームメートたちが活気づくのを見るのが大好きでね。周りのみんながいい仕事をしているのを見ていると楽しいんだ。それは俺がキャリア全体でやってきたことであり、俺を引き上げてくれたことでもある。今夜はみんながショットを決め切って、競い合っている姿を見ることができた」と話していた。

 現時点でレイカーズはウェスタン・カンファレンス14位の1勝5敗。だがレギュラーシーズンは76試合も残っており、まだまだ巻き返すチャンスは十二分に残っている。

「俺たちがここにいるのは、なんと言っても勝利するため。背番号が呼ばれようとそうでなかろうと、俺たちはチームが良くなるためなんだと理解しなきゃいけない。それは個人としての問題ではないんだ。今夜はみんなが出場できる準備を怠らず、出番がない選手たちも常に集中し、このグループを応援していたよ」とレブロンはチームメートたちを称えていた。

 今シーズン初勝利を手にしたレイカーズは、3日にニューオーリンズ・ペリカンズ、5日にユタ・ジャズ、7日にクリーブランド・キャバリアーズとホームで対戦する。相手はいずれもここまで勝ち越しているとはいえ、このチームが初勝利を機に白星先行へ好転できるか注目していきたい、

【動画】ナゲッツ戦で躍動したウェストブルックの好プレーをハイライトで!