日本バスケットボール協会は11月10日、公式YouTubeチャンネルで男子日本代表選手たちによる国内強化合宿の模様を伝えた。

「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window5に向けての強化合宿が、1日から7日にかけて味の素ナショナルトレーニングセンターで実施。今回は11日にバーレーン戦、14日にカザフスタン戦がそれぞれアウェーで行われる。

 トム・ホーバスヘッドコーチは、準備期間が短いため「自分たちのバスケットを確認することに集中したい」と話し、合宿初日は午前午後ともにフォーメーションの確認を中心に行なった。

 今回はアウェーでの戦いとなるが、井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷)は「バーレーンは30度くらいあるけど、カザフスタンは氷点下らしくて、そんな温度差を味わえるのはすごいなと思います」と敵地の気候についてコメント。また、シューティングガードとして追加招集されたベンドラメ礼生(SR渋谷)は「システムなど覚えないといけないこともたくさんあるんで、常に頭をフル回転させながらやってます」とWindow1以来となる代表でのプレーについて語った。

 また、「自分のシュートはもちろん、味方を活かすプレーでも貢献していきたい」と語る張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)は、「アジアカップのときみたいに、またダンクをかましたいですね」と意気込みを語った。

 全体練習終了後にはホーバスHCが河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)に、ボールを持った際の状況判断についてアドバイスをする場面も。「本橋(菜子/東京羽田ヴィッキーズ)は状況判断が一番早い」と女子日本代表で指導した司令塔を例に出して助言を送った。

 その河村は、「(ホーバスHCからは)シュートについては常日頃言われていますし、Bリーグの試合も見ていただいて、積極性が増したことを褒めていただきました。あとはその精度だったり、シュートを打つタイミングやゲームコントロールのタイミングの部分をもっと伸ばしていかないといけないと言われました」と語り、指揮官とのコミュニケーションを密に取っているようだ。

 合宿2日目からはゲーム形式の練習も行われたようで、5日と6日は非公開練習を実施。コー・フリッピン(琉球ゴールデンキングス)が「練習試合は良かったです。出発前にやらなければいけないことをたくさんやれたと思う」と語ると、吉井裕鷹(アルバルク東京)は「トムさんが修正してほしいと言っていた部分を全員が意識して、みんながやろうとしていた」と振り返った。さらに、須田侑太郎(名古屋D)は「日に日にチームとしてステップアップできています。昨日より今日の方が自分たちのやりたいアップテンポなバスケットが体現できていた」としっかりと手応えを感じることができたようだ。

 合宿最終日にはホーバスHCが意気込みを語った。すでに2度対戦しているカザフスタンについては「フィジカルなディフェンスにより出だしが良くなかった」と前回試合を振り返り、「今回は出だしから日本のバスケをやりたいのでそこが鍵かなと思います」と語った。

 また、バーレーンについては、アジアカップで平均21.3得点17.3リバウンドをマークしたデボン・ドウェイン・チズムを警戒する選手として挙げ、「同じ203センチのルーク(エヴァンスルーク/ファイティングイーグルス名古屋)がディフェンスを頑張って、オフェンスではピックアンドポップなどスペーシングを作ってほしい」とマッチアップについて言及。さらに、「エネルギーや速さ、スピード、チームワークも良くなってきました。スムーズで綺麗なバスケットができていると思うのでそこを見てください」とファンへメッセージを送った。

 注目のバーレーン戦は本日の25時5分に試合開始予定で、BS朝日で生放送、DAZNでライブ配信される。

【動画】国内強化合宿の模様を伝えた「INSIDE AKATSUKI」