昨シーズンの覇者ゴールデンステイト・ウォリアーズは、今シーズン開幕から12試合を終えて5勝7敗。ウェスタン・カンファレンス11位と、プレーイン・トーナメント進出圏外にいる。

 といっても、キャリア14年目を迎えたステフィン・カリーは絶好調。出場11試合のうち9試合で30得点以上を奪っており、現在は2試合連続で40得点超えの大暴れでチームを2連勝へ導いた。

 11月12日(現地時間11日、日付は以下同)に行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦では第4クォーターだけで15得点をマーク。今シーズン、カリーが最終クォーターだけで2ケタ得点を奪ったのはすでに6度目と猛威を振るっている。

「アグレッシブになっているんだと分類しているよ。確かに、ショットが決まらなければいけないけど、アグレッシブにアタックしていくことが大事なんだ。今の僕には昨年(昨シーズン)のプレーオフから持ち込んでいる絶大な自信がある。プレーメーキングとスコアリングのバランスだということも理解しているよ」

 キャブズ戦後にそう語ったカリーは、今シーズンここまでキャリアハイの平均33.3得点に6.8リバウンド6.7アシスト1.1スティール、フィールドゴール成功率52.6パーセント、3ポイントシュート成功率44.0パーセント(平均5.4本成功)、フリースロー成功率91.0パーセントとまさに絶好調。

 ウォリアーズの指揮官へ就任して今シーズンで9年目を迎えたスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は「彼は毎晩素晴らしいね。本当に最高の状態にある」と口にし、フランチャイズプレーヤーをこのように称えていた。

「8年前に私がここへ来てから、彼が劇的に向上したことが1つあるとすれば、彼の体力とコンディショニングだね」

「彼はものすごく大きく、かつ強靭になったし、本当にハイレベルでディフェンスができていることで、ゲーム全体で(オフェンスとディフェンスの)両面に秀でたバスケットボールを維持できている。ショットを決め切っているし、リム周りでもフィニッシュしている。まさにアンビリーバブルだ」

 キャブズ戦で6本の長距離砲を沈めたことで、カリーは自身の記録を引き延ばし、200試合連続で3ポイントシュートを最低1本決めたNBA史上初の選手となった。この男がレギュラーシーズンの試合で前回3ポイントシュートを1本も決められなかったのは2018年11月9日のミルウォーキー・バックス戦。カリーはこの試合の途中に左足の内転筋を痛めて途中退場しており、その後11試合の欠場を余儀なくされた。そして同年12月2日のデトロイト・ピストンズ戦から復帰し、出場した毎試合で3ポイントシュートを放り込んできた。

 かつてないほどの自信をもってプレーする現在のカリーをストップすることは容易ではない。試合途中のアクシデントやケガでもない限り、34歳のスーパースターはこれから先も3ポイントシュートを決め続けていくに違いない。

【動画】200試合連続で3ポイントシュートを沈めたカリーのハイライト!