12月23日、東京体育館にて「ウインターカップ2017 平成29年度 第70回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕。早朝から、出場チームの応援団、保護者、ウインターカップファンなど大勢のバスケットボールファンが会場に訪れた。朝9時から女子1回戦が行われ、県立岐阜商業高校(岐阜県)vs長崎女子高校(長崎県)など計4試合が同時にスタート。各コートで好ゲームが繰り広げられ、アリーナは早くも熱気に包まれた。

 ウインターカップの楽しみは、試合だけではない。大会限定の特徴的なブースも風物詩の一つとなっている。その中からいくつかを紹介する。

 JR千駄ヶ谷駅を降り、東京体育館を目指すと目に飛び込んでくるのは、モルテンの巨大なバスケットボール。このボールを持ちあげるようなポーズで写真を撮る親子や友だち同士で会場入り口前は大きく賑わっている。少し恥ずかしいかもしれないが、まずはここで「ウインターカップに来ました!」と、記録を残しておきたい。

 巨大ボールの次は、正面入り口を入って左のNIKEブース。NBAのユニフォームがズラリと並ぶフォトスポットは壮観の一言。高校バスケの祭典に訪れた記念としてファン垂涎の“インスタ映え”写真を押さえておきたい。ここではナイキNBAコネクテッドジャージーを紹介しており、『NIKE CONNECT』をダウンロードして、ジャージー下部のタブをタップすると、そのユニフォームを着用する選手の情報を入手することができる。ジャージーもついに着るだけではなくて、情報入手手段として活躍する時代だ。

 フロアを1つ上がると、目についたのが朝日新聞ブース。こちらでは、出場校のオリジナル号外を作ることが可能。この号外は試合結果と集合写真の組み合わせだが、その出場校とその試合だけのオリジナルとなっており、選手の保護者やチーム関係者にはうれしい記念品になりそうだ。

 さらに場内を歩いてみると、モルテンブースに到着。こちらではウインターカップ2017出場記念ボールを購入することができる。自分の学校名が刻まれたボールは一生の記念になるに違いない。恩師にプレゼント、これまで支えてくれたお父さん、お母さんに感謝の気持ちを示して……。などと妄想を膨らませるだけで目頭が熱くなってくる。

 また、一般に公開されているブースではないが、スポナビライブでは大会期間中、会場内に撮影ブースを常設している。真冬の寒さにも負けない「熱い」チームコメントを各出場校部員で撮影し、その映像をTwitterにて配信。映像に対する投票をTwitter上で受け付けし、大賞チーム(男女各1校)には限定記念品が贈呈されるという。どんなことを語るのか、何人で参加するのか、その内容は完全に出場校任せ。勝利の雄叫びか、悔し涙か、笑劇パフォーマンスなのか、オフザコートでの対決も注目してはいかがだろうか。

 試合観戦以外の楽しさも満載のウインターカップ2017。楽しみ方は様々だが、もちろん“メインディッシュ”の各試合も注目カード目白押しだ。最後に栄冠を手にするのはどの高校か。23日から7日間にわたり、高校バスケットボール界の頂点を決める熱い戦いが繰り広げられる。

文=村上成