11月18日(現地時間17日、日付は以下同)にホームのモーダ・センターで行われたブルックリン・ネッツ戦。ポートランド・トレイルブレイザーズは残り0.7秒にロイス・オニールのティップショットを許し、107−109で惜敗となった。

 敗れたブレイザーズではデイミアン・リラードが25得点11アシスト、アンファニー・サイモンズが24得点2スティール、シェイドン・シャープが20得点、ユスフ・ヌルキッチが17得点8リバウンドを記録。

 今シーズン新加入したジェレミー・グラントは、この試合を迎える前の時点でチーム3位の平均21.3得点に4.9リバウンド2.5アシスト、フィールドゴール成功率50.6パーセント、3ポイントシュート成功率49.3パーセント(平均2.7本成功)と絶好調だった。

 ところが、この試合ではフィールドゴール成功率15.4パーセント(2/13)、3ポイントシュート成功率20.0パーセント(1/5)で5得点と不発。だがリラード(37分38秒)に次ぐチーム2位の37分15秒コートに立ち、最後のポゼッションでもケビン・デュラント相手に見事なディフェンスを見せていた。

 ネッツ戦を僅差で落としたとはいえ、ブレイザーズは10勝5敗でウェスタン・カンファレンス首位と、上々の戦績を残しており、その一端を担っているのは間違いなくグラント。

 18日に公開された『Stadium』のシャムズ・シャラニア記者とのインタビューで、28歳の万能型フォワードは「最初の夜は(ブレイザーズで)どうなるのか分からなかった。けど一度落ち着いたら、僕にとってここがより良い状況なんだと気づいたよ」と語っていた。

 昨シーズンまでの2シーズン、デトロイト・ピストンズで得点源を務めてきたものの、再建途中のチームということもあり、グラントにはトレードの噂がつきまとっており、今夏のトレードでブレイザーズへ移籍。

 その過程で、「素晴らしい選手たちが自分と一緒にプレーしたいことを知るのはいつだって最高さ。デイムとはベガスで話したんだ」とグラントは明かしており、ピストンズから移籍することを説得したのがリラードだったという。

 203センチ95キロのグラントは、平均20.0得点前後を残すことが可能なオフェンス力に加え、複数のポジションをガード可能なディフェンス力も兼備する好選手。10月24日のロサンゼルス・レイカーズ戦では試合終盤に決勝弾となるショットをヒット。11月5日のフェニックス・サンズ戦でもブザービーターとなるジャンパーを決めており、貴重な働きを見せている。

 デンバー・ナゲッツ時代の2020年を最後にプレーオフから遠ざかっているグラントは、2シーズンぶりのプレーオフ進出を狙うブレイザーズにとって、まさに求めていた攻防兼備のフォワードだけに、今後の活躍にも期待したいところだ。

【動画】マブス戦で今シーズン最多の37得点を残したグラントのハイライト!