11月18日(現地時間17日)、ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズが、ルディ・ゴベアへのパスの回数が極端に少ないことを、現地NBAアナリストのケビン・オコナー氏が自身のSNSで伝えた。

 昨シーズンに46勝36敗の成績を残したウルブズは、第7シードとして4年ぶりにプレーオフへと進出。ファーストラウンド敗退を喫したものの、大黒柱のカール・アンソニー・タウンズに加え、2020年のドラフト全体1位指名選手として才能を開花させつつあるエドワーズ、元オールスター選手のディアンジェロ・ラッセルなどを擁し、今後の期待を膨らませるシーズンを送った。

 さらに、オフシーズンにはトレードでユタ・ジャズからゴベアを獲得。パトリック・ベバリー(ロサンゼルス・レイカーズ)ら複数の選手と将来のドラフト1巡目指名権を4つ手放すも、最優秀守備選手賞を計3度受賞している守護神をロスターに加え、球団は王座獲得に向けて本格始動した。

 しかし、ウルブズは開幕から15試合を終えて7勝8敗と負け越しており、本来期待されたポテンシャルを発揮しきれていない。チームケミストリーの構築に苦労していることは予想できるが、オコナー氏はウイングの選手であるエドワーズがセンターのゴベアにパスをするのが1試合平均1.7回と少ないことを指摘した。

 ジャズでデュオを組んでいたドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)を比較として例に出すと、彼がゴベアにパスをする回数は平均4.4回とエドワーズの2.5倍以上の数字。さらに。エドワーズとゴベアは今シーズンに計125回のピックアンドロールを行ったが、ゴベアがボールを受け取った回数はたった4回だけだという。

 216センチのサイズを生かしたリムプロテクトで高いディフェンス力を誇るゴベアだが、オフェンス面ではゴール付近での得点が主となり、ボールハンドラーからのアシストを必要とするタイプのビッグマンだ。そのため、今回紹介された数字が上昇しない場合、チームケミストリーにおいて懸念材料となる可能性は十分にある。

 また、オコナー氏の分析を取り上げた現地メディアの「FADEAWAY WORLD」は、彼らがチームメートになる以前に、エドワーズがゴベアのディフェンスを恐れていないと語り、「リーグ最高のリムプロテクターはクリスタプス・ポルジンギス(ワシントン・ウィザーズ)だ」と発言していたことを付け加えている。

 平均得点だけを見ると、エドワーズは昨シーズンから0.6得点アップし、ゴベアは1.4得点ダウンと、それほど両者に大きな影響は出ていない。チーム内部で何が起きているかは分からないが、悲願の球団初優勝を目指すウルブズがプレーオフへと進出するには、大きな壁を乗り越える必要があるのかもしれない。

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