11月23日(現地時間22日)に行われたロサンゼルス・レイカーズとフェニックス・サンズによる一戦は、サンズが115−105で勝利し、ここ4戦を3勝1敗とした。

 ただ、この試合の終盤に、両チームの選手たちとスタッフがコート上で言い争う場面があった。残り3分55秒、レイカーズのオースティン・リーブスがドライブからショットを放とうとした際にデビン・ブッカーのファウルでフリースロー2本を獲得。

 当初ブッカーはボールに向かって手を当ててショットを防いだものの、そのあとに左腕がリーブスの顔面に振れたこともあり、コートへ倒れ込んでしまい、上からリーブスを見下すかのようにして離れていき、ボールを手にしたディアンドレ・エイトンがリーブスへ近づいていった。

 するとその時、パトリック・ベバリーが背後からタックルしてエイトンをコート外へと突き飛ばしたことで一触即発の展開に。この一連のプレーで、ブッカーはフレグラントファウル1、ベバリーは退場処分を宣告されたのである。

 このプレーについて、ベバリーは「俺はチームメートのために立ち向かおうとした」と口にし、こうも話していた。

「確かに、全米中継で起きてしまったのは不運なこと。けどどんなことがあろうと、俺はチームメートたちを守るのが好きなんだ。俺は見方を守る男なのさ。ジャージーを身にまとい、チームへ、それに街へコミットしている。それが俺のモットーのようなものだからね」

 そんなベバリーについて、リーブスは「彼はチームプレーヤーなんだ。彼のチームに誰がいようと、リスペクトする。彼のことを気に入るさ。彼が同じチームにいることをうれしく思うものなんだ。僕のために立ち上がってくれた彼のことをリスペクトしている」と感謝していた。

 コートに倒されたチームメートを助けるべく、真っ先に行動を起こしたベバリー。だが背後からタックルしたことは危険であり、ケガを引き起こす可能性があったことも否定できない。

 そのため、サンズのモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)は「リーグはああいったプレーを一通り見てチェックする必要があると思う。あれは不必要だからね」と否定的な言葉を発し、ブッカーも「パットは背後から押しやるのを止めるべきだ。押すなら相手の胸にしろ。言いたいことはそれだけ」と語っていた。

 あれから一夜明けた24日の時点で、エイトンがケガをした、あるいはベバリーに罰金または出場停止処分が下されたといった報道はない。ただ、ケガをする可能性があっただけに、もしかするとこのプレーに関してリーグから発表があるかもしれない。