「あの男をリズムに乗せてしまうと手遅れだ。次から次へと決めてしまう。もうおしまいだ」

 そう語ったのは、シカゴ・ブルズのザック・ラビーン。12月1日(現地時間11月30日)のフェニックス・サンズ戦で、ブルズは一度もリードできずに113−132で完敗を喫した。

 5連勝していたサンズは、クリス・ポール、キャメロン・ジョンソンをケガで欠いていたとはいえ、デビン・ブッカーというリーグ最高級のスコアラーがおり、この日はそのブッカーが今シーズン最多の51得点に4リバウンド6アシストの大爆発でブルズを蹴散らしたのである。

 ブッカーはブルズ相手にアウトサイドから放ったジャンパーをことごとくスプラッシュさせ、前半だけで25得点を奪うと、第3クォーターには1人で26得点をたたき出した。

 30分40秒の出場時間ながら、フィールドゴール成功率80.0パーセント(20/25)、3ポイントシュート成功率85.7パーセント(6/7)、フリースロー成功率83.3パーセント(5/6)と高精度なショットが光った。

 今シーズン、NBAではフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード(59得点)、クリーブランド・キャバリアーズのダリアス・ガーランド(51得点)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー(50得点)が50得点ゲームを達成しているのだが、今日のブッカーは驚異的な記録も達成。

 24秒のショットクロックが導入された1954−55シーズン以降、31分以下のプレータイムで50得点以上という、NBA史上わずか8度目の快挙となった。

 絶好調のエースを擁するサンズは、6連勝を飾って15勝6敗とし、ウェスタン・カンファレンス首位の座を堅持している。

【動画】今シーズン最多の51得点をマークしたブッカーのハイライト!