1月23日(現地時間22日)、NBAのレギュラーシーズンが行われ、渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツはゴールデンステイト・ウォリアーズとアウェーで対戦した。

 試合開始からニコラス・クラクストンのダンクでネッツが先制すると、ロイス・オニールが2本の3ポイントを決め、8−0のランでリードを奪う。渡邊もベースラインドライブからのリバースレイアップを決めるが、ステフィン・カリーを中心にウォリアーズの反撃を受け、28−33と逆転されて第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーターではセス・カリーやカイリー・アービングが得点を伸ばすも、ドンテ・ディビンチェンゾやジョナサン・クミンガ、ジョーダン・プールなど、ウォリアーズの若手陣を止められず、60−72と点差を広げられて試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、アービングが次々と得点を量産すると、クラクストンも存在感を発揮し、終盤にはネッツが逆転に成功する。しかし、クミンガやステフィン・カリーの得点により、ウォリアーズからリードを守りきれず、86−90で最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーター、序盤に2ケタ点差を広げられたネッツだったが、ジリジリと追い上げると、渡邊は終盤に一時コートへ投入される。渡邊はスクリーナーとなりジョー・ハリスの同点3ポイントをサポートすると再度ベンチへ下がったものの、チームはアービングのバスケットカウントで逆転する。ステフィン・カリーのフリースローで再びリードされるが、試合残り28.5秒にはアービングのアシストからオニールの3ポイントでネッツが再逆転。そのまま逃げ切ったネッツは120−116で逆転勝利を飾った。

 後半に巻き返して2連勝としたネッツは、アービングが5本の3ポイントを含む38得点7リバウンド9アシストと躍動すると、クラクストンが24得点15リバウンド3ブロック、オニールが16得点6リバウンド、ハリスが14得点、セス・カリーが12得点をマーク。

 一方のウォリアーズは、ステフィン・カリーが26得点6リバウンド7アシスト、クミンガが20得点、プールが17得点4スティール、ケボン・ルーニーが14得点10リバウンド、ディビンチェンゾが13得点8アシストを挙げるも、ホームで悔しい敗戦となった。

 渡邊は約10分間の出場で、2得点3リバウンド1アシストをマーク。シュートアテンプトは4本にとどまったが、チームの勝利に貢献した。

■試合結果
ゴールデンステイト・ウォリアーズ 116−120 ブルックリン・ネッツ
GSW|33|39|18|26|=116
BKN|28|32|26|34|=120

【動画】渡邊雄太が決めたリバースレイアップ!