3月11日(現地時間10日)、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズはホームでトロント・ラプターズを迎え撃った。
8日のメンフィス・グリズリーズ戦を112−103で制したレイカーズ。ラプターズ戦ではジャレッド・バンダービルト、マリーク・ビーズリー、アンソニー・デイビス、トロイ・ブラウンJr.、ディアンジェロ・ラッセルが先発を務めた。
試合開始からラプターズにテンポ良く得点を沈められ、苦しい立ち上がりとなったレイカーズ。中盤のタイムアウトで修正を図ると、途中出場の八村が3ポイントシュートやバスケットカウントで存在感を発揮し、最後はデニス・シュルーダーが2本のフリースローを決めて31−35と、4点差で第1クォーターを締めくくった。
第2クォーターではバンダービルトが長距離砲やレイアップで得点をけん引し、中盤には八村も再びコートへ。ラッセルとの連携からダンクを叩きこめば、ゴールに飛び込んでレイアップも決めるなど、ハンドラーとのシナジーを存分に感じさせる活躍。最後はオースティン・リーブスがフローターを成功し、70−62と8点リードで試合を折り返している。
良い流れで終えた前半とは一転、第3クォーターではラプターズの反撃に苦しむことに。得点が停滞したレイカーズは八村やリーブス、シュルーダーらを投入し、相手の猛攻に歯止めをかける。終了間際にリーブスがフリースローで2点を追加し、85−90と5点を追いかける展開で最後のクォーターへ。
勝負所で躍動したのはラッセル、シュルーダーのガード陣。要所での3ポイントシュートやアシストで得点を加速させ、再び逆転に成功する。ラッセルは終盤でも長距離砲を連続で炸裂し、デイビスのステップバックジャンパーで勝負アリ。最終スコア122−112でレイカーズが白星を挙げた。
連勝数を「3」に伸ばしたレイカーズは、ラッセルが28得点5リバウンド9アシスト、シュルーダーが23得点7アシスト4スティール、リーブスが18得点5リバウンドをマーク。前半から得点シーンを多く残した八村は16得点3リバウンドを記録し、チームの勝利に大きく貢献した。
■試合結果
ロサンゼルス・レイカーズ 122−112 トロント・ラプターズ
LAL|31|39|15|37|=122
TOR|35|27|28|22|=112