5月3日(現地時間2日)にチェイス・センターで「NBAプレーオフ2023」のウェスタン・カンファレンス・セミファイナルが行われ、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズがゴールデンステイト・ウォリアーズとの初戦に臨んだ。

 敵地に乗り込んだレイカーズはディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、ジャレッド・バンダービルト、アンソニー・デイビスが先発に名を連ねた。試合序盤から相手の3ポイントシュートに苦しみ、第1クォーター開始3分28秒の時点で2−10と点差をつけられたが、デイビスやラッセルが加点。ベンチから出場した八村も6得点と加勢し、29−31と2点差で最初の12分間を終えた。

 接戦となった第2クォーターは3点ビハインドで迎えた残り2分44秒からデニス・シュルーダー、デイビス、レブロンの連続得点で61−56。ジョーダン・プールに“4点プレー”を許したものの、終了間際にレブロンがシュートを決め、65−64でハーフタイムを迎えた。

 前半を終えて、デイビスが23得点11リバウンド2ブロックと攻守両面で活躍。シュルーダーが13得点、レブロンが12得点、ラッセルが7得点で続き、八村は7分31秒の出場で6得点1アシスト1リバウンドを記録した。

 第3クォーターは中盤にリーブスとレブロンが立て続けに3ポイントを沈め、残り5分23秒に86−76と10点をリード。トロイ・ブラウンJr.も続くと、ファウルがかさんだ相手に対してシュルーダーやデイビスがフリースローで得点を重ねた。

 8点リードで始まった第4クォーターは、バンダービルトがダンクや3ポイントを決めれば、ケボン・ルーニーへのブロックやステフィン・カリーへのディフェンスでも貢献。試合終了残り5分58秒に14点差まで広げたものの、連続得点を与え、同2分48秒に3点差まで詰め寄られると、同1分38秒に同点弾を許した。

 試合終盤はラッセルとレブロンの得点で抜け出すと、ファウルゲームを制し、117−112で勝利を収めた。

 レイカーズはデイビスが30得点23リバウンド5アシスト4ブロック、レブロンが22得点11リバウンド5アシスト、ラッセルが19得点6アシスト、シュルーダーが19得点、リーブスが10得点、バンダービルトが8得点6リバウンド2スティール2ブロックを記録。八村は11分18秒のプレータイムで、シュート成功率100パーセントで6得点に1リバウンド1アシストを挙げた。

■試合結果
ゴールデンステイト・ウォリアーズ 112−117 ロサンゼルス・レイカーズ
GSW|31|33|24|24|=112
LAL|29|36|31|21|=117

【動画】レブロンがカリーのシュートをブロック