5月7日、各地でB1リーグ第36節が開催され、レギュラーシーズン最終戦が行われた。
最終節開催前に13勝45敗で並んだ滋賀レイクス、富山グラウジーズ、新潟アルビレックスBBによる過酷な残留争い。6日の第1戦では滋賀と富山が勝利すると、黒星を喫した新潟はシーズン最終戦を前にB2への降格が決定した。
最終戦の結果でB1残留最後の1枠を争うこととなった滋賀と富山。滋賀は13時5分から京都ハンナリーズと、富山は14時5分から横浜ビー・コルセアーズと、それぞれアウェーで対戦した。
1時間早く試合が開始された滋賀は、11−26で第1クォーターを終えるも、続く第2クォーターで巻き返し、40−43で後半へ。第3クォーターではリードチェンジを繰り返す一進一退の攻防となり、63−58で最終クォーターを迎える。しかし、滋賀は第4クォーター残り4分43秒からシュートが一切決まらず、最後は69−85で黒星を喫した。
一方、富山は第1クォーターからマイルズ・ヘソンが躍動し、23−17とリードすると、その後も61−58と接戦のまま最終クォーターへ。4連敗中と調子の上がらない横浜BCは、チャンピオンシップ前最後の試合ともあり、第4クォーターでも猛追を仕掛けてくる。それでも、40得点を挙げたヘソンが勝利の立役者となり、富山が84−81で逃げ切り勝利を飾った。
この結果、富山が15勝45敗、滋賀が14勝46敗となり、富山がB1残留を決めた。一方、滋賀と新潟の2チームは2023−24シーズンをB2リーグで戦うこととなった。
【動画】B1残留をつかみ取ったのは富山! 富山一丸で最終節2連勝!