5月9日(現地時間8日)にFTXアリーナで「NBAプレーオフ2023」のイースタン・カンファレンス・セミファイナルが行われ、マイアミ・ヒートがニューヨーク・ニックスとの第4戦に臨んだ。

 ヒートは1点リードで迎えた第2クォーター開始1分45秒からダンカン・ロビンソン、ヘイウッド・ハイスミス、バム・アデバヨの連続得点で7−0のラン。カイル・ラウリー、マックス・ストゥルース、ゲイブ・バンサンの3ポイントシュートなどもあり、56−48と8点差で試合を折り返した。

 第3クォーターは激しい点の取り合い。一時2点差に詰め寄られたものの、ジミー・バトラーやストゥルースを中心に反撃し、リードを9点に広げた。

 最後の12分間もリードを守りきり、最終スコア109−101で勝利。3勝1敗でシリーズ突破に王手をかけた。

 ヒートはバトラーが27得点6リバウンド10アシスト2ブロック2スティールを挙げたほか、アデバヨが23得点13リバウンド、ストゥルースが16得点6リバウンド、ラウリーが15得点5リバウンド4アシストをマークした。

 一方のニックスはジェイレン・ブランソンが32得点、RJ・バレットが24得点、ジュリアス・ランドルが20得点を記録したものの、あとがなくなった状況でホームのマディソン・スクエア・ガーデンに戻る。

■試合結果
マイアミ・ヒート 109−101 ニューヨーク・ニックス
MIA|31|25|34|19|=109
NYK|30|18|33|20|=101

【動画】ジミー・バトラーの第4戦ハイライト