三菱電機 コアラーズは5月8日、西岡里紗が現役を引退することを発表した。

 現在26歳の西岡は、186センチ82キロの体格を誇るセンター。大阪桐蔭高校卒業後、2015年に三菱電機へ入団した。2022−23シーズンまでの計8シーズンを同クラブで過ごし、Wリーグ通算202試合の出場で1試合平均10得点5.6リバウンド1.2アシスト1.2ブロックをマーク。また、5人制のほか、3人制の日本代表としても活躍し、「東京2020オリンピック競技大会」に出場した。

 引退に際し、クラブの公式HPで次のようにコメントした。

「今シーズンをもちまして三菱電機コアラーズを退団し、現役を引退する事を決めました。これまで8年間、沢山の方に支えられてここまで頑張って来ることが出来ました。不甲斐ない自分でしたが、どんな時でも私のことを思い成長させてくれた素敵なファンの方々や会社の方々、偉大な先輩や可愛い後輩、ここまで育ててくれたコーチの方や家族には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!」

「試合に勝つ事の嬉しさ、負ける事の悔しさやもどかしさ、日々の苦しさや楽しさなど色んな事がありましたが私の8年間は本当に本当に幸せでした。今後もこの経験は絶対に忘れません。第2の人生も困難な事もあると思いますが、ファンの皆さんにもらったパワーを糧にどんな事にもチャレンジ精神を忘れずにコツコツと私らしく笑って頑張っていきたいと思います! 私は選手を引退しますがコアラーズを大好きな一員としては変わらないので、これからは1ファンとしてチームを応援していきたいと思います! 本当に8年間どんな時も応援していただきありがとうございました。私に関わってくださった皆さんが大好きです!」