5月12日に千葉ポートアリーナで「日本生命 B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2022−23」のセミファイナル第1戦が行われ、西地区2位の長崎ヴェルカが東地区1位のアルティーリ千葉と対戦した。

 長崎は18−18で迎えた第2クォーター開始から狩俣昌也、高比良寛治の3連続3ポイントシュートでリード。開始2分5秒から2連続で長距離砲を被弾し、一時試合をひっくり返されたが、マット・ボンズを中心に計33得点を重ね、51−43でハーフタイムを迎えた。

 第3クォーターも点の取り合いが続くなか、パブロ・アギラールの3ポイントなどで追い上げを許さなかった。第4クォーターは試合終了残り3分3秒に4点差まで詰め寄られたが、ジェフ・ギブス、松本健児リオンが連続得点をマーク。ハイスコアゲームを104−91で制し、B1昇格に王手をかけた。

 ボンズが29得点9リバウンド、アギラールが22得点11リバウンド3スティール、ギブスが13得点4スティール、狩俣が11得点7アシスト、松本が10得点をマーク。チーム全体で31本中13本の3ポイントを射抜いた。

■試合結果
アルティーリ千葉 91−104 長崎ヴェルカ
A千|18|25|27|21|=91
長崎|18|33|28|25|=104

【動画】パブロ・アギラールが3ポイントで魅せた