5月14日にSAGAアリーナで「日本生命 B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2022−23」のセミファイナルが開催され、西地区1位の佐賀バルーナーズが東地区3位の西宮ストークスとの第2戦に臨んだ。

 第1戦に89−74で勝利した佐賀は、チェイス・フィーラーとレイナルド・ガルシアを中心に得点を重ねるが、18−17と接戦で第1クォーターを終える。続く第2クォーターでは西宮のジョーダン・ハミルトンに活躍を許し、リードチェンジを繰り返す展開に。両チームが譲らず、34−33で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーターでは西宮にリードを奪われると、ジリジリと点差を広げられ、一時は2ケタのビハインドを背負う。それでも、佐賀は終盤にミカイル・マッキントッシュを軸に点差を詰め、51−56で最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーター、序盤に西川貴之の3ポイントで佐賀が逆転に成功。さらに、西川は自身のスティールからバスケットカウントのレイアップを決めるが、西宮にも粘り強く得点をつながれる。しかし、ガルシアが得点力を発揮し、最後まで佐賀がリードを譲らず、76−69で勝利を飾った。

 2連勝でファイナル進出を果たし、初のB1昇格を決めた佐賀は、ガルシアが28得点、マッキントッシュが18得点、フィーラーが15得点12リバウンド、西川が10得点5リバウンドをマークした。

 一方の西宮は、ハミルトンが19得点10リバウンド、トレイ・ポーターが18得点8リバウンドを挙げるも、3位決定戦に臨むこととなった。

■試合結果
佐賀バルーナーズ 76−69 西宮ストークス(@SAGAアリーナ)
佐賀|18|16|17|25|=76
西宮|17|16|23|13|=69

【動画】佐賀バルーナーズvs西宮ストークス GAME1のハイライト!