5月15日に松江市総合体育館で「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022−23」クォーターファイナルが行われ、東地区2位のアルバルク東京が西地区2位の島根スサノオマジックとの第3戦に臨んだ。
第2戦に82−72で勝利したA東京は、試合開始からセバスチャン・サイズの得点で先制すると、吉井裕鷹の3ポイントシュートとアレックス・カークのバスケットカウントで8−0のランを作る。島根のニック・ケイに得点を許すも、安藤周人、サイズ、ザック・バランスキーが3ポイントを沈め、22−10で第1クォーターを終えた。
続く第2クォーター、開始から島根のリード・トラビスに連続得点を奪われるも、小酒部泰暉の得点やバランスキーの長距離砲で応戦するA東京。しかし、その後はペリン・ビュフォードの得点や、谷口大智の3ポイントで点差を詰められる展開に。それでも、終盤には安藤が3本の3ポイントを含む11得点を立て続けに奪い、40−34で試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、島根の安藤誓哉に3ポイントを決められるも、小酒部が2本の長距離砲を決めてリードを保つ。しかし、ビュフォードにこのクォーターだけで11得点を奪われると、終盤には逆転を許すことに。それでも、バランスキーが残り1分9秒に3ポイントを決めると、さらにクォーター終了間際にはディープスリーをブザービーターでヒット。60−55とA東京リードで最終クォーターへ。
勝負の第4クォーター、白濱僚祐と谷口の3ポイントで島根に点差を詰められると、試合残り1分にはビュフォードの得点で同点とされる。その後、バランスキーのフリースローでA東京が勝ち越すが、ビュフォードのフリースローで1点差に。島根のラストプレー、ここでチームをけん引し続けたビュフォードが痛恨のターンオーバーを犯すと、そのまま試合終了のブザーが鳴り、最後は83−82でA東京が逃げ切り勝利を飾った。
昨年のリベンジを果たし、セミファイナル進出を決めたA東京は、安藤が19得点、サイズが17得点12リバウンド、小酒部が16得点、バランスキーが14得点、カークが12得点10リバウンド5アシストをマーク。
一方の島根は、ビュフォードが27得点15リバウンド10アシスト、安藤が16得点、谷口が12得点、白濱とケイが10得点を挙げるも、ホームで接戦に敗れて今シーズンを終えた。
■試合結果
島根スサノオマジック 82−83 アルバルク東京(@松江市総合体育館)
島 根|10|24|21|27|=82
A東京|22|18|20|23|=83