ライジングゼファー福岡は5月18日、重冨友希が山口ペイトリオッツに移籍すると発表した。

 現在24歳で福岡県出身の同選手は、173センチ74キロのポイントガード兼シューティングガード。弟の重冨周希と西福岡学校、福岡第一高校で全国優勝を成し遂げ、高校卒業後は専修大学へ進学する。2021年7月に福岡とアマチュア契約を締結し、同年10月にはプロ契約を結んだ。

 昨年の6月に兄・友希の山口ペイトリオッツへの期限付き移籍が発表され、今シーズンは同球団で52試合に出場。1試合平均5.8得点1.1リバウンド1.9アシストをマークした。

 今回の完全移籍について、友希は山口のクラブ公式サイトで意気込みを語っている。

「2023−2024シーズン、山口パッツファイブ(球団の新名称)でプレーすることになりました。今年からチーム名、ロゴも変わりとてもワクワクしてます。鮫島(和人)選手兼ヘッドコーチ、成田(俊彦)社長とともにプレーオフ、B2昇格に向けてチーム一丸となってプレーしていきます。今シーズンもよろしくお願いします」

 また同選手について、福岡はクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「重冨友希選手は2021年7月からアマチュア選手契約、同年10月にはプロ選手契約としてライジングゼファー福岡でプレーし、2022−23シーズンからはB3リーグの山口へのレンタル移籍を経て、2023−24シーズンより、山口へ完全移籍となりました。山口でも持ち前のスピードを生かした素晴らしいプレーを見せ続けてくれると思います。ライジングブースターの皆さまにおかれましても、引き続き重冨友希選手への応援をよろしくお願いいたします」