Bリーグチャンピオンシップ初優勝を果たした琉球ゴールデンキングスの牧隼利が、5月31日に配信されたBリーグ応援番組『B MY HERO!』に出演し、優勝の喜びを伝えた。

 牧は沖縄に凱旋してもなお「まだ実感がわかない」と率直な思いを明かしつつ、「すごく過去の話みたい」と夢見心地な様子。「(ネットカットは)人生で一度はやってみたかった。上から金テープが降ってきて、まさに夢のようだった」と、悲願達成の瞬間を振り返った。

 自身がコート上で優勝の瞬間を迎えたことについて、「絵的には(岸本)隆一さんがここにいたほうがいいんじゃないかなと…(笑)」と話し、番組MC陣の笑いを誘っていたが、「隆一さんとか田代(直希)さんが背負ってきたものは計り知れないと思うし、その2人を優勝させるというくらいの気持ちで僕らもやっていたので。彼らを優勝させることができて素直にうれしいです」と、長らくチームをけん引してきたフランチャイズプレイヤーの存在にも言及しながら、今回の優勝が持つ意味の大きさを噛み締めた。

 千葉ジェッツと激突したCSファイナルは2試合ともに途中出場。ベンチから序盤の戦況を見守っていた牧は、「いける!というのを出だしから感じましたし、その流れを壊してしまう怖さもありつつ、ここまできたらやるしかないと、吹っ切れた方が大きかった」と強い気持ちでコートへ。第1戦は出場時間25分09秒で6得点、第2戦は同20分12秒で5得点2アシストと、要所でチームを勢いづける3ポイントを沈めた。

 しかし、試合後にはチームメートの松脇圭志とともに「課題だらけ」と口にする場面も。歓喜とともに湧き出た思いについて、牧は次のように語った。

 「松脇がどう感じているかわからないですけど、今回の優勝は隆一さんとかイマムー(今村佳太)の強い気持ちに引っ張られて僕らが一緒に乗っていったという意識がある。そこも自分たちがつかんでいかなきゃいけないなという、ちょっとした悔しさも僕のなかにあって。彼(松脇)も同じことを感じていると思います」

 昨シーズンのCSファイナル敗退を経て、日々「成長」を合言葉に頂点まで駆け上がった琉球。チームを指揮してきた桶谷大ヘッドコーチは、優勝直後にセカンドユニットの働きを称えていたが、その一員の胸にはさらなる高みを見据える思いも渦巻いていた。

 牧はそのほかにも、チャンピオンシップMVPに輝いたアレン・ダーラムの存在や、チームの裏MVP、今シーズンのターニングポイントについてもコメント。番組のアーカイブはバスケットボールキングのYouTubeで視聴可能となっている。

【動画】「ファルコン」牧隼利も生出演!Bリーグ応援番組『B MY HERO!』第34回