今年のドラフトで全体1位指名権を手に入れたサンアントニオ・スパーズは、予想どおりビクター・ウェンバンヤマという222センチの高さを誇るビッグマンを指名し、新たなチームを形成しようとしている。

 9月12日(現地時間11日、日付は以下同)にはベテランのキャメロン・ペインをウェイブ(保有権を放棄)したことを発表し、ロスターはさらに若返ることになると言っていい。

 今シーズンの予想スターターは、バックコートにトレ・ジョーンズとデビン・バッセル、フロントコートにはケルドン・ジョンソン、ジェレミー・ソーハン、ウェンバンヤマとなっていたのだが、ここにきて現地記者がウェンバンヤマの起用法について新たな見解を示した。

 『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、8日に『Stadium』で「NBAキャリアをスタートさせるにあたり、(ウェンバンヤマは)パワーフォワードでプレーする見込みだ。そして、スパーズはフロントコートでビクター・ウェンバンヤマとともにプレーし、サイズをもたらす選手として、ザック・コリンズを求めている」と語っていた。

 ゴンザガ大学出身のコリンズは、211センチ113キロのビッグマン。スパーズ在籍2年目となった昨シーズンは63試合に出場して平均22.9分11.6得点6.4リバウンド2.9アシストを記録。

 ウェンバンヤマは222センチという高さがあるものの、体の線は細く、ペリメーターでプレー可能なスキルを備えていることから、パワーフォワード、ウイングとしてプレーすることが望ましいのかもしれない。

 スパーズは10月10日からプレシーズンゲームを計5試合こなし、26日のダラス・マーベリックス戦でレギュラーシーズン開幕を迎える。高さと長さを兼備するウェンバンヤマが主にパワーフォワードとしてプレーすることで、各チームはその両面でミスマッチになることがほぼ確実となりそうだ。