ドイツ代表の優勝で幕を閉じた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の個人スタッツリーダーが決定。48年ぶりに自力でオリンピック出場権を獲得した日本代表選手も上位に食い込み奮闘した。

 得点王は今大会最高のNBAスターとも言われていた“神童”ルカ・ドンチッチ(スロベニア)。各国の点取り屋が躍動するなか、ジョーダン・クラークソン(フィリピン/平均26.0得点)やラウリ・マルカネン(フィンランド/平均24.8得点)を上回る1試合平均27.0得点(8戦合計216得点)をマークした。

 ドンチッチはスティールでも3位(平均2.5本)、EFFでも3位タイ(平均26.0)にランクイン。スロベニア代表を初のメダル獲得に導くことはできなかったが、華麗なプレーで沖縄とマニラのバスケットボールファンを魅了した。

 その他の主要スタッツリーダーでは、決勝に進出したドイツ代表とセルビア代表の選手が入らなかった一方で、ワールドカップ初出場ながら最終順位17位と奮闘した南スーダン代表から、アシスト王とブロック王が誕生した。

 NBAシカゴ・ブルズに所属するカーリック・ジョーンズが平均10.4アシスト、ロサンゼルス・レイカーズなどでプレー経験があるウェニエン・ガブリエルが平均2.6ブロックでトップに。アフリカ勢最上位でパリ五輪出場権を獲得した南スーダンの柱として、それぞれペイントの内外で存在感を示した。

 アジア最上位の最終順位19位でパリ五輪出場権を獲得した日本代表の選手も上位に食い込んだ。チーム最年少22歳の河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)は平均7.6アシストで3位タイに入り、日本代表唯一のNBAプレーヤーだった渡邊雄太(フェニックス・サンズ)も平均1.8ブロックで3位タイ。ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)は平均10.8リバウンドで2位、貢献度を表すEFF平均28.6で2位と、主要2部門でトップ2入りを果たした。

 ホーキンソンに関しては、2ポイントシュート成功率73.5パーセントで1位、フリースロー成功数40本で4位、フリースロー成功率88.9パーセントで10位タイ、平均得点21.0点で7位と、あらゆる部門で上位にランクイン。日本代表を支えた記憶のみならず、記録でも今大会屈指のビッグマンだったことを証明した。

◆■『FIBAワールドカップ2023』主要スタッツトップ3

▼ 得点
1位 27.0 ルカ・ドンチッチ(スロベニア)
2位 26.0 ジョーダン・クラークソン(フィリピン)
3位 24.8 ラウリ・マルカネン(フィンランド)

▼ リバウンド
1位 12.4 エディ・タバレス(カーボベルデ)
2位 10.8 ジョシュ・ホーキンソン(日本)
3位 9.2 ブルーノ・カボクロ(ブラジル)

▼ アシスト
1位 10.4 カーリック・ジョーンズ(南スーダン)
2位 9.2 トレモント・ウォーターズ(プエルトリコ)
3位 7.6 シェイ・イリ(ニュージーランド)
3位 7.6 河村勇輝(日本)

▼ スティール
1位 2.6 エハブ・アミン(エジプト)
1位 2.6 トレモント・ウォーターズ(プエルトリコ)
3位 2.5 ルカ・ドンチッチ(スロベニア)

▼ ブロック
1位 2.6 ウェニエン・ガブリエル(南スーダン)
2位 2.2 アナス・マハムード(エジプト)
3位 1.8 ヨルゴス・パパヤニス(ギリシャ)
3位 1.8 エディ・タバレス(カーボベルデ)
3位 1.8 渡邊雄太(日本)

▼ EFF
1位 30.4 シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(カナダ)
2位 28.6 ジョシュ・ホーキンソン(日本)
3位 26.0 ルカ・ドンチッチ(スロベニア)
3位 26.0 カーリック・ジョーンズ(南スーダン)

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