「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」を4位という結果で終えた“スター軍団”アメリカ代表(FIBAランキング2位)。アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)、ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)ら若手中心のメンバーで挑んだ今大会だったが、メダルを獲得することはかなわなかった。

 2019年大会の7位に続き、2大会連続でメダルを逃したアメリカ。来年開催のパリオリンピックでは世界王者の称号を取り戻したいところ、長年“チームUSA”の主力として活躍してきたレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が次回の五輪で出場を希望していると報道された。

 現地メディア『The Athletic』によると、レブロンはステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)らリーグきってのスター選手たちにも声をかけている模様。この話題に対し、ワシントン・ウィザーズのカイル・クーズマは自身のX(旧Twitter)でこう反応した。

「アメリカ代表は、自身の役割を遂行できるNBAのスター選手をロスターに加えたほうがいい。ボールを持てば誰だって良いプレーヤーになれるが、数ポゼッションにわたって守備を続けて、3ポイントシュートのためにコーナーで待機することを淡々とできるやつがいるのか?」

 つまり、クーズマはロールプレーヤーがアメリカには足りていない、ということが言いたいのだろう。代表に選出されるのはリーグでもトップクラスの実力を誇るタレントであり、各チームではそれぞれが主力として活躍している。そのため、サポートの役割を十分にこなせるプレーヤーが不足するのではないか、とクーズマは指摘した。

 これに対し、フェニックス・サンズのエースを務めるデビン・ブッカーは「俺がやってやるよ」とコメント。ブッカーもパリオリンピックへの出場を真剣に検討している選手の1人で、ロールプレーヤーに徹する意思を見せている。

 現在オリンピックを4連覇しているアメリカにとって、パリオリンピックは何としても勝利したい舞台。ブッカーほどのタレントがロールプレーヤーを務めるロスターが構築されるのであれば、アメリカはワールドカップの雪辱を果たし、オリンピック5連覇に大きく近づくはずだ。

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