9月19日、B2東地区の青本ワッツはマックス・ヒサタケとの契約を双方合意のもと解除し、同選手がB1東地区の茨城ロボッツへ移籍したことを発表した。

 アメリカ出身で現在25歳の同選手は、203センチ105キロのパワーフォワード。イリノイ工科大学からサンロッカーズ渋谷、三遠ネオフェニックスへと渡り、昨年8月に青森に入団した。

 2022−23シーズンはB2レギュラーシーズン45試合に出場し、1試合平均13.1得点8.9リバウンド2.2スティール1.0ブロックをマーク。今年6月にはクラブより2023−24シーズンの契約継続が発表されていたが、新シーズン開幕を約2週間後に控えたタイミングで離脱者が出た茨城からオファーがあり、自身2シーズンぶりの“B1復帰”が決まった。

 茨城への移籍が決まったヒサタケは、青森のクラブ公式サイトを通じて、「喜びも苦しみも、勝利も敗北もありましたが、ここで一番得たものは、青森ワッツのみんなとの素晴らしい人生の思い出であり、この素晴らしいコミュニティであることに気づきました。別れを告げるのは悲しいですが、このチームと皆さんのおかげで、私はより良い人、より良い選手として旅立つことができます」と、青森のファンや関係者へ向けて感謝のメッセージ。

 新戦力を迎え入れた茨城のマーク貝島ゼネラルマネージャーは、同日にヘンリー・エレンソンが「右肋骨骨折」でインジュアリーリスト入りしたことが今回の移籍の要因になったと明言し、「アスレチックでスピードと能力があり、ロボッツのバスケにかなりフィットするのではないかと思います」と、ヒサタケの活躍に期待を寄せた。

 一方、貴重な戦力を失う格好となった青森の北谷稔行GMは、ヒサタケと「条件の良いオファーがあった際、他チームへの移籍を検討できる契約」を結んでいたことを明かし、開幕直前の戦力流出について複雑な心境を滲ませながらも、「ヒサタケ選手のキャリアの成功を心からお祈りしております」とコメントを結んだ。