計11試合を消化した時点で、唯一白星なしと苦戦が続く富山グラウジーズ。第8節終了後はバイウィークに突入するため、今節からのホーム3連戦で何としても待望の勝利をつかみたいところだ。

 前節の信州ブレイブウォリアーズ戦では、勝利まであと一歩に迫った。ベストメンバーがそろわない状況で、マイルズ・ヘソンが10月14日以来の戦列復帰。第1戦では彼が第4クォーターだけで4本の3ポイントシュートを沈めて追い上げの立役者となった。続く第2戦では最初の10分間で10点ビハインドを背負ったが、第3クォーターにペースを握って一時逆転に成功。しかし、最終盤に手痛い連続3ポイントを浴びて最終スコア79−83で敗れた。

 富山は第1クォーターから点差を離される傾向があるため、まずは立ち上がりから全力を注いで流れを引き寄せたい。1試合平均86.9失点のディフェンス面も修正が急務だ。今節の相手となる島根スサノオマジックには、得点ランキング3位の安藤誓哉が健在。マッチアップが予想される宇都直輝、喜志永修斗、水戸健史には、40分間をとおして相手エースを自由にさせない守備が問われる。

 前節の島根は、ホームで川崎ブレイブサンダースに競り負けて連敗を喫した。中2日で迎える富山戦は、長時間コートに立ち続つ安藤とニック・ケイの負担を減らして連敗から脱出したいところ。津山尚大、古巣戦となる晴山ケビンには、得意の3ポイントでオフェンスをけん引する活躍に期待だ。

 アウェー2連勝で中地区首位に立った川崎ブレイブサンダースは、本拠地で信州ブレイブウォリアーズと対戦する。相手よりも高いディフェンス力を発揮して勝利するには、得点源となる外国籍選手を封じなければならない。新加入のトーマス・ウィンブッシュとロスコ・アレンが守備で存在感を示せるか。大学時代の先輩と後輩にあたる篠山竜青vs石川海斗の対決も見ものだが、最も注目すべき選手は、信州でプロキャリアをスタートさせた飯田遼だ。

 シーホース三河はウィングアリーナ刈谷にサンロッカーズ渋谷を迎え撃つ。今シーズンから体制が様変わりしたチーム同士の対戦だ。三河は4試合連続で80失点以上を喫しているため、失点を減らして勝利を収めたいところ。相手のウィークポイントであるリバウンド争いで優位に立ち、セカンドチャンスを与えないことがポイントになるだろう。2節連続で古巣と対戦する石井講祐には、攻守両面においていぶし銀の活躍を見せてほしい。

 広島サンプラザホールでは、5勝6敗で並ぶ広島ドラゴンフライズと佐賀バルーナーズが激突する。両軍はリーグトップレベルのディフェンス力がチームを支えているが、高い攻撃力を持ち味とする選手がいることも魅力の1つだ。勝利のカギを握るキーマンには、1試合平均16.6得点をマークするドウェイン・エバンスと同16.6得点のレイナルド・ガルシアを挙げたい。どちらのスコアラーが相手の堅守をかいくぐり、本来のパフォーマンスを発揮できるか。

文=小沼克年

■B1第7節試合日程
・秋田ノーザンハピネッツvs仙台89ERS(@CNAアリーナ☆あきた)
11月8日(水)19:05〜

・群馬クレインサンダーズvs千葉ジェッツ(@オープンハウスアリーナ太田)
11月8日(水)19:05〜

・川崎ブレイブサンダースvs信州ブレイブウォリアーズ(@川崎市とどろきアリーナ)
11月8日(水)19:05〜

・富山グラウジーズvs島根スサノオマジック(@富山市総合体育館)
11月8日(水)19:05〜

・三遠ネオフェニックスvs横浜ビー・コルセアーズ(@豊橋市総合体育館)
11月8日(水)19:05〜

・シーホース三河vsサンロッカーズ渋谷(@ウィングアリーナ刈谷)
11月8日(水)19:05〜

・ファイティングイーグルス名古屋vs大阪エヴェッサ(@名古屋市枇杷島スポーツセンター)
11月8日(水)19:05〜

・名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs長崎ヴェルカ(@ドルフィンズアリーナ)
11月8日(水)19:05〜

・京都ハンナリーズvs琉球ゴールデンキングス(@かたおかアリーナ京都)
11月8日(水)19:05〜

・広島ドラゴンフライズvs佐賀バルーナーズ(@広島サンプラザホール)
11月8日(水)19:05〜

・宇都宮ブレックスvsレバンガ北海道(@ブレックスアリーナ宇都宮)
11月8日(水)19:25〜

・アルバルク東京vs茨城ロボッツ(@国立代々木競技場 第二体育館)
11月8日(水)19:35〜