B3リーグに所属している豊田合成スコーピオンズは11月8日、2023−24シーズン限りでB3を退会し、プロクラブ化を断念することを発表した。

 豊田合成バスケットボール部として1980年に創部された同クラブは、愛知県を拠点に実業団連盟、JBL2、NBDLといったリーグで活動。Bリーグが開幕した2016年からB3に所属しており、昨シーズンはレギュラーシーズン8位でプレーオフにも出場していた。

 しかし、2023−24シーズン開幕10試合を終えたこのタイミングで、「現在、B3リーグを含めた新リーグ構想が検討されている中、豊田合成はプロクラブ化を断念し、2023−24シーズンを最後としてB3リーグでの活動を終了することと致しました」と、クラブ公式サイトを通じて発表。

 Bリーグは2026−27シーズンから大幅な構造改革を敢行することを発表しており、現行の競技成績による昇降格制を廃止すると決定。2026年以降は事業規模などに応じて新B1=B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)、新B2=B.LEAGUE ONE(Bワン)、新B3=B.LEAGUE NEXT(Bネクスト)の3ディビション制に移行していくことが発表されている。

 リーグ全体が“プロ”として拡大路線へ舵を切っている中、B3唯一の企業クラブとして戦ってきた豊田合成は、今シーズン限りで異なる道を歩んでいくことを決断。今シーズンの残り42試合も「しっかりと戦い抜き優勝を目標に活動してまいります」としており、「B3リーグでの活動は今シーズンが最後となってしまいますが皆さまの記憶に残ることができるようにクラブ・チームとして戦ってまいります。引き続き、皆さまの応援、ならびに、後押しをよろしくお願いいたします」と、ファンにサポートを呼びかけた。