11月8日(現地時間7日)。マイアミ・ヒートは、先日現役引退を表明したユドニス・ハズレムがバスケットボール開発部門の副社長としてフロントに加わったことを発表した。

 フロリダ州マイアミで生まれ、マイアミ・シニア高校出身のハズレムは、フロリダ大学で4年間プレーし、2002−03シーズンをフランスリーグで過ごした後、2003年にドラフト外でヒート入り。

 その後、203センチ106キロのビッグマンとしてキャリア初期にはヒートで先発パワーフォワードを務めるなど主力の一角へ成長。2003−04から2022−23までの20シーズンをヒート一筋でプレーし、計3度(2006、2012、2013年)の優勝を経験。

 キャリア終盤のハズレムは、ベンチやロッカールームでチームを鼓舞するなど裏方的な役割をこなし、16シーズンにわたってチームキャプテンを務めてきた。

 そしてレギュラーシーズンにおけるオフェンシブリバウンド1615本、ディフェンシブリバウンド4176本、合計リバウンド5791本はいずれもフランチャイズ史上トップを記録。さらに、147というプレーオフ出場試合数は、ドラフト外の選手としてNBA史上最多となっている。

 ヒートのパット・ライリー球団社長は「マイアミで生まれ育ったUD(ハズレムの愛称)は、20年間ヒートの成功に欠かせない存在でした。ここマイアミで、その素晴らしいレガシーを築き続ける道を選んでくれたのは素晴らしいこと」とコメントしている。

 ハズレムは今後、ヒートとGリーグのスーフォールズ・スカイフォースの選手指導をこなしつつ、コミュニティ活動などでヒートという組織を代表する役割を担うこととなる。