11月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、敵地ウェルズファーゴ・センターで行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で29分32秒コートに立った。

 これにより、キャリア21年目の大ベテランは、レギュラーシーズン通算5万4665分、プレーオフ通算1万1654分とし、通算合計出場時間が6万6319分になったことで、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか/6万6297分)の記録を塗り替えてNBA歴代トップへ浮上。

 もっとも、来月30日に39歳を迎えるバスケットボール界の“キング”は「俺にとってあまり意味がないんだ」と試合後に語った。というのも、この日レイカーズは試合序盤にリードしたものの、第1クォーター残り7分44秒で追いつかれると、そこから突き放されてしまい、最終スコア94−138の大敗を喫していた。

 2003−04シーズンにクリーブランド・キャバリアーズでNBAデビューを飾り、現役最長のキャリアを歩む男にとって、屈辱的な敗戦となった。マイアミ・ヒート在籍時にNBAファイナルで36点差、レイカーズ移籍後の2019年に42点差でインディアナ・ペイサーズに敗れた過去を持つものの、この日はそれを上回る44点差で敗れることになったからだ。

 レイカーズはタイリース・マクシーにゲームハイの31得点に8アシスト、ジョエル・エンビードに30得点11リバウンド11アシストのトリプルダブルを許すなど、シクサーズのオフェンスを抑えきれずに大量失点。

「こんなことが二度と起こらないためには何が必要かって? たくさんだ」と、試合後に多くを語らなかったレブロンだが、この大敗はチーム全体で重く受け止めるべき結果と言えるだろう。

 レブロンとアンソニー・デイビスという2枚看板が出場も、八村塁にジャレッド・バンダービルト、キャメロン・レディッシュ、ゲイブ・ビンセントというローテーションメンバーを4人欠いていたことも響いたが、もっとできることはあったはず。

 10勝8敗でウェスタン・カンファレンス7位にいるレイカーズは、現在アウェー4連戦の真っ只中。30日にデトロイト・ピストンズ、翌12月1日にオクラホマシティ・サンダーとのアウェーゲームが組まれており、速やかに44点差の大敗というショックから立ち直りたいところだ。