◆■昨年の球宴で圧巻の37得点を奪ったイオネスク
カリーが「彼女に挑戦しないと。そうなったら最高だよね」と発言

 1月26日(現地時間25日、日付は以下同)に発表された「NBAオールスターゲーム2024」のスターターで、ウェスタン・カンファレンスのバックコートではルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス/5年連続5回目)とシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー/2年連続2回目)が選ばれた。

 そのため、2022年のオールスターで16本もの長距離砲を放り込んで計50得点を奪ってMVPに選ばれたゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは落選することに。

 26日のサクラメント・キングス戦に惜敗後、カリーは「ルカとシェイは今年見事なプレーをしている。あの2人は(先発入りに)ふさわしいよ。毎年こうして先発入りするのがどれだけ難しいことかは分かっている。決して当たり前だなんて思っていないよ」と話していた。

 もっとも、キャリア15年目の男は、今シーズンもここまで39試合の出場で平均26.8得点4.2リバウンド4.9アシストを残していることから、2月2日に発表されるオールスターゲームのリザーブ枠に名を連ねることが予想されている。

 そんななか、キングス戦で注目を浴びたのがカリーの発言。マイクをつけていたカリーは、チームメートのブランディン・ポジェムスキーへ「3ポイントコンテストで歴代最高得点を残しているのは誰か知ってる?」と語りかけ、「サブリナ(イオネスク)でしょ」と返ってきたことでカリーがシャウト。

 するとカリーは「彼女を連れてきて、決着をつけなきゃいけないと思うんだよね。彼女に挑戦しないと。そうなったら最高だよね」と発言。今年のオールスター開催地はインディアナで、3ポイントコンテストは18日のサタデーナイトで開催予定なのだが、もしかすると“カリー対イオネスク”という超豪華な対決が見られるかもしれない。

 カリーは自他ともに認めるNBA史上最高の3ポイントシューター。レギュラーシーズン(3568本)、プレーオフ(618本)、NBAファイナル(152本)で歴代最多の成功数を残しており、今シーズンも平均11.4本を放って4.6本も決めており、成功率も40.2パーセントという高精度を誇っている。

 オールスターの3ポイントコンテストでも2015、2021年に優勝。特に2021年は31得点を記録し、NBAにおける最多記録保持者となっている(2023年にインディアナ・ペイサーズのタイリース・ハリバートンも31得点を記録)。この男が今年もコンテスト参戦となれば、大いに盛り上がるに違いない。

 一方のサブリナ・イオネスクは、WNBAニューヨーク・リバティに所属するガードで、キャリア4年目となった昨シーズンに平均17.0得点5.6リバウンド5.4アシストに3ポイントシュート成功率44.8パーセント(平均3.6本成功)を残した実力者。

 圧巻だったのは昨年のWNBAオールスターで見せたパフォーマンス。3ポイントコンテストへ出場し、ファイナルラウンドで40点満点中、なんと37点をたたき出し、成功率92.6パーセント(25/27)という驚異的な集中力を披露していた。

 NBA公式のX(旧Twitter)アカウントでカリーとポジェムスキーの会話が発信されると、イオネスクも「じゃあやろうよ! 3ポイントラインで会いましょう」とリアクションしていた。

 なお、ポジェムスキーの代理人はビル・ダフィー。ドンチッチやアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、チェット・ホルムグレン(サンダー)といったNBA選手たちだけでなく、イオネスクの代理人も務めていることから、カリーとイオネスクによる3ポイント対決が、今年のオールスターで本当に実現するかもしれない。

【動画】昨年の3Pコンテストでイオネスクが魅せた圧巻のシュート力をチェック!