◆■ライバルウィーク最終戦は2度の延長にもつれ込む大激戦
「楽しみにしていると同時に、互いをリスペクトしている」

 今シーズンで2度目となった「NBAライバルウィーク」は1月28日(現地時間27日、日付は以下同)に最終日を迎え、最後のカードとしてロサンゼルス・レイカーズとゴールデンステイト・ウォリアーズが対戦。

 同点16度、リードチェンジ22度という両チーム譲らずの激戦となったこの試合は2度の延長の末、レイカーズが敵地チェイス・センターで145−144というハイスコアでウォリアーズに勝利した。

 この試合で現役最年長(39歳)のレブロン・ジェームズは2度目の延長終盤にフリースロー2本を成功し、47分40秒プレーして36得点20リバウンド12アシストの大暴れ。『StatMamba』によると、この日レブロンが残した数字は1968年のウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)以来初という超人的なスタッツだった。

 一方、ウォリアーズではステフィン・カリーがいずれも今シーズン最多となる46得点に3ポイントシュート9本成功。1試合で9本以上の3ポイントシュート成功はレギュラーシーズン通算40度目で、2位以下を大きく引き離している。

 39歳のレブロンと35歳のカリー。両選手は大ベテランとなった今もなお、リーグトップレベルの実力者であり、プレーオフではNBAファイナルで4度、昨シーズンのカンファレンス・セミファイナルで対戦しており、何度も激しいバトルを繰り広げてきた。

 両選手はNBAを代表するスーパースターであり、将来のバスケットボール殿堂入りが確実視されているレジェンド。この日の試合後、カリーとの対戦を終えたレブロンはこう話していた。

「いつか自分の孫たちへ話すことができるだろうね。史上最高の選手の1人と競い合うことができているのだから」

「試合で最高の選手の1人と対戦できるのはとてもいいものなんだ。俺たちはそれぞれのキャリアのなかで互いにプッシュしてきた。けどそれは当たり前に起こることじゃない。俺たちのような選手がどれだけ多くの回数を同じフロアで対戦できるかなんて分からないんだ」

 レブロンはキャリア21年目、カリーは15年目の大ベテランながら、依然として所属チームの看板選手であり続けており、この日はレギュラーシーズンとしては初の延長にもつれるなど、両チーム、そして両選手の意地がぶつかり合い、最後まで勝敗が決まらない熱戦となった。

 大激戦を落としたことでフラストレーションを露わにしていたカリー。ガードのカリーに対してレブロンのナチュラルポジションはフォワードながら、両選手による対戦は「NBAライバルウィーク」にふさわしいと言っていい。

「毎年、僕らはこうしてやり合ってきた。ファイナルもそうだし、昨年はプレーオフでも対決した。けど今夜の試合後はちょっと笑みがこぼれたよ。21年目の彼と15年目の僕がこんな試合をするなんて想像できなかったから」

 カリーは試合後にそう語り、こうも口にしていた。

「バトルの数々を楽しみにしていると同時に、このレベルでやり続けていられることで互いをリスペクトしている。これがどれだけ難しいことかを理解しているのはごくわずかしかいない。そのグループにいられてハッピーだよ」

 29日終了時点で、24勝23敗のレイカーズはウェスタン・カンファレンス9位、19勝24敗となったウォリアーズは同12位。これから先、プレーオフやプレーイン・トーナメントに向けた順位争いが激化していくなか、両チームは2月23日、3月17日、4月10日にも対戦することから、次戦以降も白熱した展開を期待していいはずだ。

【動画】レイカーズとウォリアーズによる激戦をハイライトでチェック!